セラゼッタ

セラゼッタの特徴

セラゼッタは、アメリカに本社を置くオルガノン社が製造する経口避妊薬です。

ピルの中で第三世代に分類されており、第一世代や第二世代のピルと比較して副作用が少ないのが特徴です。

また、セラゼッタは卵胞ホルモンを配合していないミニピルであるため、低用量ピルの服用が難しい方でも服用できます。

セラゼッタの主な特徴は以下の通りです。

それぞれ気になる箇所をタップしてお読みください。

セラゼッタの通販なら個人輸入がおすすめ

セラゼッタは、病院やオンライン診療で処方してもらうだけでなく、個人輸入でも入手が可能です。

日本では、個人の使用分に限って医薬品の個人輸入が認められており、当サイトでは海外承認薬を取り扱っています。

個人輸入は、処方箋なしで医薬品を購入できるため、診察に関わる費用を抑え、病院の処方よりも安価で入手できるのが特徴です。

セラゼッタを購入する場合の、それぞれの価格相場は以下の通りです。

	病院	オンライン診療	個人輸入
初診料	3,000円前後	1,650円	0円
再診料	1,000円～3,000円前後	0円	0円
送料	0円	300円	1,000円 ※10,000円以上で送料無料
1箱	3,300円	3,300円	3060円

※初診料や再診料などは各機関によって異なります。

1箱単位の価格に大きな差はありませんが、受診料や送料を含めると、病院やオンライン診療よりもお得にセラゼッタを購入できます。

また、セラゼッタを複数箱のセットで購入する場合は、個人輸入を利用するとさらにお得に購入できます。

授乳中でも服用することができる

低用量ピルに配合される卵胞ホルモンには、母乳の量を減少させる作用があります。

また、出産時は多量の出血があるため、出産直後は通常よりも体内で血液凝固作用が働いており、血栓症ができやすい状態となっています。

卵胞ホルモンには、母乳への影響だけでなく、血栓症のリスクを上げる作用もあるため、授乳中はピルを服用できないのです。

しかし、セラゼッタには卵胞ホルモンが配合されていないため、母乳や血栓症のリスクへ影響を与えることはありません。

そのため、セラゼッタは授乳中でも服用することができるのです。

血栓症のリスクが少ない

セラゼッタは、低用量ピルと異なり、卵胞ホルモンが配合されないミニピルに分類されます。

ピルによる血栓症のリスクは、卵胞ホルモンのエストロゲンに原因があるため、エストロゲンが配合されないセラゼッタには、血栓症のリスクがほとんどありません。

ミニピルに血栓症のリスクが少ないことは、海外の臨床試験でも報告されています。

本ページの後半で、血栓症のリスクについて解説していますので、気になる方は以下のリンクよりご覧ください。

・セラゼッタの血栓症リスクに関して詳しく見る

40代の方でも服用できる

セラゼッタは、血栓症のリスクがほとんどないため、40代の方でも服用が可能です。

通常、40歳以上の方はピルの服用による血栓症のリスクが高まりやすいため、ピルの服用は推奨されていません。

また、喫煙も血栓症のリスクを上げる要因であるため、喫煙者の方は35歳を超えるとピルを服用できなくなります。

しかし、セラゼッタには、血栓症の原因となる卵胞ホルモンが配合されていないため、服用による血栓症のリスクはほとんどありません。

そのため、セラゼッタは40歳以上の方でも服用が可能なのです。

セラゼッタ（ミニピル）と低用量ピルの違い

ミニピルと低用量ピルは、配合されるホルモンの量と種類に違いがあります。

低用量ピルには、卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンの2種類が配合されていますが、ミニピルにはエストロゲンは配合されていません。

ミニピルには、黄体ホルモンのデソゲストレルのみ配合されており、低用量ピルと比較して血栓症や副作用のリスクが低いのが特徴です。

また、低用量ピルは21日の服薬期間と7日間の休薬期間をサイクルとしていますが、ミニピルには休薬期間がない点も異なります。

低用量ピルを服用している場合は、休薬期間に生理が来ますが、ミニピルは休薬期間がないため生理が来ないのです。

セラゼッタはミニピルの中でも避妊効果が高いとされている

ミニピルに配合される黄体ホルモンにはいくつかの種類があり、それぞれ作用が異なります。

多くの黄体ホルモンは、主に子宮頚管粘液を変化させることで精子の進入を防ぐ働きがありますが、排卵を抑制する作用は比較的弱いものがほとんどです。

しかし、セラゼッタに配合されるデソゲストレルには、強力に排卵を抑制する作用もあるため、ミニピルの中でも避妊効果が高いとされているのです。

セラゼッタは、次の3つの作用によって高い避妊効果を発揮します。

• 卵巣で卵子が成熟するのを妨げ、排卵を抑制する
• 子宮頚管粘液を変化させ、精子の進入を防ぐ
• 子宮内膜を薄く保ち、受精卵の着床を防ぐ

また、他のミニピルは服用時間が3時間ずれると避妊効果がなくなりますが、セラゼッタは12時間のずれまで効果を継続できるのも特徴です。

セラゼッタの効果

ミニピルであるセラゼッタには主に3つの効果があります。


セラゼッタの主成分であるデソゲストレルは、排卵を抑え、子宮頚管粘液の性状の変化により精子の子宮内侵入を防ぎ、子宮内膜の変化により、受精卵の着床を抑えることで避妊効果があります。

排卵が起こるために必要なホルモンの分泌量を減らし、排卵を抑えます。

また、デソゲストレルはプロゲステロンと似た働きをするため避妊効果だけでなく、生理によって引き起こされる、下腹部痛や腰痛、イライラ感などと行ったさまざまな症状の緩和にも効果があると言われています。

また、ミニピルのため一般的な低用量ピルと比べても、副作用の発現率が少ないと言われています。

セラゼッタの成分量

日本国内においては、現状未承認のため処方されていません。

個人輸入を行っている当サイトでは0.075mgの購入が可能です。

セラゼッタに関するよくある質問

セラゼッタの服用中は避妊効果はありますか？

セラゼッタは経口避妊薬であり、服用中は避妊効果があります。

セラゼッタには黄体ホルモンのみが配合されており、ミニピルに分類されます。

低用量ピルとは異なり、卵胞ホルモンは配合されていないため、他のピル同様の避妊効果がありながら、副作用は比較的少ないのが特徴です。

そのため、セラゼッタは、低用量ピルが適さない方でも使用しやすく、高い避妊効果を得ることができます。

セラゼッタの28錠にはプラセボ錠は含まれていますか？

セラゼッタの28錠にはプラセボ錠は含まれていません。

セラゼッタは、黄体ホルモンによって排卵を抑え、子宮内膜を薄く保つことで避妊効果を発揮します。

セラゼッタの作用は、毎日一定の時間に服用を継続することで持続するため、休薬期間がありません。

そのため、セラゼッタの28錠にはプラセボ錠は含まれていないのです。

セラゼッタは喫煙者でも服用することができますか？

セラゼッタは、喫煙者の方でも服用が可能です。

喫煙には、血栓症のリスクを上げる作用があることが知られています。

低用量ピルに配合されている卵胞ホルモンには、血栓症のリスクを上げる作用があるため、喫煙者の方は服用できません。

しかし、セラゼッタには卵胞ホルモンが配合されておらず、血栓症のリスクにほとんど影響を与えないため、喫煙者の方でも服用が可能なのです。

セラゼッタを服用していから不正出血が止まりません。どうすればいいですか？

セラゼッタの服用によって不正出血が止まらない場合は、医療機関を受診してください。

セラゼッタは、配合されている黄体ホルモンの影響によって、不正出血が起こりやすい傾向にあり、とくに服用開始から2～3ヶ月程度は、不正出血が続く場合があります。

不正出血があっても避妊効果はあるため、通常はセラゼッタの服用を継続しますが、出血が長引く場合や、出血量が多い場合は、医師の診察を受けましょう。

セラゼッタを服用すると「痩せる」「痩せた」という声を聞くのですがそれは本当ですか？

セラゼッタには、身体が痩せるといったダイエット効果はありません。

セラゼッタの副作用には吐き気や気分の不調などがあり、それによって結果的に体重が減少する可能性はあります。

ただし、セラゼッタを含むミニピルそのものには痩せる作用はありません。

そのため、セラゼッタをダイエット目的で服用するのは避けましょう。

セラゼッタには生理を止める効果がありますか？長期間生理を止めている場合は時々生理を来させた方が良いですか？

生理は、排卵後妊娠しなかった時に、受精卵のベッドとして用意した子宮内膜を排出するために起こります。

セラゼッタには、排卵を抑制し子宮内膜を薄く保つ作用があるため、服用すると生理が来なくなるのです。

ただし、薄い子宮内膜は剝がれやすくなるため、それが不正出血として排出される場合もあり、個人差がありますが、生理に近い量の出血がみられる人もいます。

とくに服用開始から3ヶ月は不正出血が続くこともありますが、服用を継続することで身体が慣れ、不正出血も落ち着く場合がほとんどです。

生理は妊娠に必要な工程として備わっている機能であり、妊娠を考えていない時は生理が来る必要はないとされています。

そのため、服用の継続によって長期間生理を止めている場合も、生理を来させる必要はありません。

生理が来なくて大丈夫なの？と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

回答は「問題なし」です。

生理は、その時妊娠するために必要な工程であり、毎月、排卵後に受精卵が着床する内膜のベッドが、妊娠成立しなかった場合、不要な内膜が剥がれるということで起こるものです。
つまり妊娠を考えていないときには、生理はなくて良いと言えます。厚い内膜のベッドを作る必要がないためです。

引用：Vol.27 生理はなくても大丈夫？｜Mieruレディースクリニックブログ

セラゼッタの関連ページ

低用量ピル商品一覧
・低用量ピル

用法用量
飲み方	水またはぬるま湯で服用
1日の服用回数	1回
1回の服用量	1錠
服用時間	24時間を超えない間隔で毎日決まった時間に服用

服用のタイミング

なるべく毎日決まった時間に服用してください。

毎日服用することで、避妊効果が発揮されます。

飲み忘れてしまうと効果が低下する可能性があるので注意してください

前日飲み忘れてしまった際は、直ちに前日の飲み忘れた分を服用し、当日分は通常の時間に服用してください。

2日以上飲み忘れてしまった場合は、気づいた時点で前日分の1錠を服用し、当日分は通常の時間に服用し、その後は服薬のスケジュールどおり継続服用してください。

服用量の目安

1日1錠を服用してください。

生理開始から24時間以内に服用し、生理開始日を1シートの1日目として、シートに記載されている1番から順番に28日間連続服用してください。

休止期間のあるピルとは異なり、セラゼッタは休止期間がないので毎日なるべく決まった時間に服用するようにしましょう。

29日目以降は新しいシートの1から順番に継続服用してください。

セラゼッタを服用できない方

・デソゲストレルに対して過敏症の既往歴のある方

・35歳以上で1日15本以上喫煙する方

・深部静脈血栓症または肺塞栓症の方

・重篤な腎障害または肝障害のある方

・ホルモン感受性がんの方

・妊娠または授乳中、妊娠の可能性がある方など

※服用の際は、医師の指示に従ってください。

副作用は少ないと言われていますが、吐き気、乳房痛、頭痛、腹痛、悪心、倦怠感、下痢、体重増加などがあげられます。

また、重篤な副作用としては血栓症があげられます。

血栓症の症状が生じた場合は直ちに服用を中止し、医師の診察を受けてください。

不正出血に関して

不正出血とは、病気やホルモン異常など、様々な理由により生理の時以外に性器から出血することを指します。

セラゼッタを含むミニピルは、他のピルと比較して不正出血が起こりやすい傾向にあります。

ミニピルに配合されている黄体ホルモンには、子宮内膜を薄く保つ作用があり、それによって子宮内膜が剝がれやすい状態になるため、不正出血が起こりやすくなるのです。

とくに、ミニピルを服用し始めて3ヶ月程度は、ホルモンバランスの乱れも影響し、不正出血が起こりやすくなっています。

不正出血があってもミニピルによる避妊効果はあるため、ミニピルの服用を継続してください。

ただし、不正出血が長期化する場合や、出血量が多いと感じる場合は、医師の診察を受けましょう。

血栓症のリスクに関して

血栓症は、血液中に血栓と呼ばれる血の塊ができ、それが血管をふさぐことで障害を引き起こす病気です。

血液の流れが止まると、その先の細胞に栄養が行き届かなくなり、細胞が壊死することによって障害が引き起こされるのです。

血栓症が引き起こす疾患として有名なものに、脳梗塞や心筋梗塞、エコノミー症候群などがありますが、いずれも命にかかわる事態を招く恐れがある重篤な疾患です。

低用量や超低用量のピルは、服用によって血栓症のリスクが上昇する可能性があるため、年齢や体質によっては服用が認められない場合もあります。

しかし、セラゼッタには血栓症の原因となる卵胞ホルモンが配合されていないため、血栓症のリスクがほとんどなく、どなたでも安心して服用できるのです。

ミニピルによる血栓症の臨床試験結果

セラゼッタには、低用量や超低用量のピルに配合される卵胞ホルモンが配合されていません。

ピルによる血栓症のリスク上昇は、卵胞ホルモンの作用によるものであるため、卵胞ホルモンを配合しないセラゼッタは血栓症のリスクが少ないのです。

黄体ホルモンのみ配合されるミニピルに血栓症のリスクが少ないことは、臨床試験でも報告されています。

国際的な研究では、16～44歳の女性で、ミニピルを服用している人とそうでない人を対象に、心血管疾患の罹患についての調査が実施されました。

年齢や生活習慣などをマッチングさせ、心血管疾患への罹患率を調べた結果、ミニピルの服用が疾患のリスク増加に繋がることは認められなかったのです。

このように、セラゼッタは血栓症のリスクに影響しないため、安心して服用できます。

▽アメリカ国立衛生研究所の資料より引用

Results: The adjusted (matched) odds ratio (OR) for all cardiovascular diseases combined for women using progestogen-only pills compared with non-users of oral contraceptives was 0.84 (95% confidence interval (CI), 0.45-1.58). The adjusted ORs for myocardial infarction, thromboembolic cerebrovascular accidents and venous thromboembolism for users of progestogen-only pills were 0.94 (95% CI, 0.31-2.91), 1.60 (95% CI, 0.24-0.72) and 0.68 (95% CI, 0.28-1.66), respectively. Hence, there was no significant increase in cardiovascular disease risk associated with progestogen-only pill use. The association between cardiovascular disease and established risk factors (smoking and hypertension) was confirmed.

Conclusion: Although limited by the small number of exposed cases, our data suggest that there is no convincing evidence for an increased risk of cardiovascular disease associated with progestogen-only pill use.

引用：Oral progestogen-only contraceptives and cardiovascular risk: results from the Transnational Study on Oral Contraceptives and the Health of Young Women - PubMed

併用禁忌

現在報告されておりません。

併用注意

併用注意薬は、セラゼッタと併用して服用するにあたり注意が必要なお薬です。

・バルビツール塩酸

・CYP3A4阻害剤

・抗ウイルス剤

・HIVプロテアーゼ阻害薬、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤

・セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

・直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

・小さな子の手が届かない場所に保管してください。

・誤飲の原因になったり、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。

・1包を分割した残りを服用する場合は、なるべく空気に触れないように保管し、2日以内に服用してください。

・表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。

オルガノン

香港・シンガポール・インド