シルダトロン

シルダトロンは、シルデナフィルを有効成分として配合したED治療薬です。

ED治療薬として世界的に有名なバイアグラのジェネリック医薬品で、バイアグラと同様に勃起力の改善に効果が期待できます。

先発薬であるバイアグラと比較して、1箱あたりの錠数が多く、また単価も安いのが特徴です。

バイアグラは、1錠あたり1,130円かかるのに対し、シルダトロンは1錠あたり115円で購入できるため、ED治療にかかる費用を抑えられます。

⇛先発薬（バイアグラ）との違いについて
⇛シルデナフィルについて

シルダトロンがおすすめな人

以下に当てはまる方には、シルダトロンがおすすめです。
シルダトロンはバイアグラと同じ成分を含みながら、1錠あたりの値段が安いため、初めてED治療薬を服用する方にも選ばれています。

シルダトロンの効果

国内でおこなわれた臨床試験では、有効成分シルデナフィルの効果があることが報告されています。

被験者の男性を25mg、50mg、100mgのシルデナフィル群とプラセボ群に分け、服用前後で挿入の頻度や勃起の維持力を比較しました。

その結果、シルデナフィルを服用したグループは、服用前と比較して挿入の頻度が増え、勃起の維持力が向上していることが確認されました。

このことから、シルデナフィルの服用はED治療に効果的であることが認められているのです。

	投与前	プラセボ群	シルデナフィル25mg	シルデナフィル50mg	シルデナフィル100mg
挿入頻度	1.65	2.17	3.52	3.82	3.80
勃起の維持	1.30	1.72	2.97	3.53	3.60

参考：日本病院薬剤師会の IF 記載要領│バイアグラ錠

シルダトロンの持続時間

シルダトロンの効果の感じ方には個人差がありますが、一般的には服用から30分〜1時間ほどで作用が現れ始めます。

効果は4〜6時間ほど持続するため、性行為前に余裕をもって服用することができます。

先発薬（バイアグラ）との違い

先発薬であるバイアグラと、シルダトロンの違いは以下のとおりです。

製造メーカーや値段に違いがありますが、シルダトロンはジェネリック医薬品であり、有効成分や期待できる効果はバイアグラと同等です。

シルダトロン	バイアグラ
用量
25mg・50mg・100mg	50mg・100mg
成分
シルデナフィル	シルデナフィル
メーカー
Naiom Healthcare	ファイザー／ヴィアトリス
効果
ED改善	ED改善
価格
1,700円 1錠あたりの最安値：115円	6,890円 1錠あたりの最安値：1,212円

Naiom Healthcareシリーズ

Naiom HealthcareシリーズのED治療薬は以下の通りです。

※この表はスクロールが行えます。


ED治療薬にはさまざまな種類があり、有効成分のほかに、効果時間や副作用、食事の影響などに違いがあります。

より高い効果を得るためには、目的や体質に応じて、自分に合ったED治療薬を選ぶことが大切です。

⇛自分にピッタリのED治療薬について

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シルダトロンの服用のタイミング

シルダトロンは空腹時で性行為の1時間前に服用するのが正しい飲み方です。

1度服用した後、次に服用する場合は24時間以上の間隔を空けるようにしてください。

シルダトロンの服用の目安

当サイトで取り扱っているシルダトロンは25mg／50mg／100mgの3種類の用量があり、ピルカッターを使い50mg／100mgを半錠にすることで、半分量として服用することができます。

1回の性行為で服用できるの上限は50mgまでとなっています。

小柄な日本人の場合でも、25mg／50mgの服用で十分な効果が期待できます。

100mgのシルダトロンは、有効成分を多く含んでおり、海外の大柄な男性向けの用量です。

シルダトロンの服用時の注意

服用時の注意点は以下の通りです。

・食事と一緒に服用すると、効果が現れるのに時間がかかったり、十分な効果を得られない可能性があるため、空腹時に服用しましょう。

・性行為は心臓や血管に負担をかけるため、心血管の状態に注意のうえ服用してください。

・勃起状態が4時間以上持続する場合は、すぐに医療機関を受診してください。

・めまいや視覚障害などの副作用が現れる場合があるため、服用後は運転や機械の操作を避けましょう。

・服用後に急激な視力低下や視力喪失が現れた場合は、すぐに服用を中止し、医療機関を受診してください。

シルダトロンを服用できない方

以下に該当する方は、シルダトロンの服用に注意が必要です。これらに該当する場合は、医師へ相談のうえシルダトロンの服用を検討してください。

シルダトロンの主な副作用

シルダトロンは血管を拡張する作用があるため、血流増加によって副作用が引き起こされる可能性があります。

主な副作用として、以下が挙げられます。

	発現率1％以上	発現率0.1～1%未満	発現率0.1％未満	頻度不明
循環器	血管拡張（ほてり、潮紅）（5.78％）	胸痛、動悸、頻脈	高血圧、不整脈、不完全右脚ブロック、末梢性浮腫	心筋梗塞、低血圧、失神
精神・神経系	頭痛（3.87％）	めまい、傾眠、昏迷	異常感覚、下肢痙攣、記憶力低下、興奮など
肝臓		AST増加	ALT増加、LAP上昇、LDH増加、血中トリグリセリド増加など
消化器		悪心、胃腸障害、口渇、消化不良、腹痛	おくび、胃炎、胃不快感、下痢、口唇乾燥、舌障害、白舌、腹部膨満、便秘、嘔吐、嚥下障害
泌尿・生殖器			陰茎痛、射精障害、朝立ちの延長、半勃起持続	勃起の延長、持続勃起、尿路感染、前立腺疾患
呼吸器		鼻炎	呼吸障害、鼻閉、咽頭炎、喘息	鼻出血、気道感染症、副鼻腔炎
筋・骨格系		関節痛、筋肉痛	骨痛、背部痛
皮膚		発疹	そう痒症、眼瞼そう痒症、脱毛症、男性型多毛症、発汗、皮膚乾燥、皮膚障害、紅斑
血液			ヘマトクリット減少、ヘマトクリット増加、ヘモグロビン減少、リンパ球減少症など
感覚器		眼充血、結膜炎、彩視症、視覚障害	眼乾燥、眼痛、屈折障害、光視症、味覚異常、味覚消失、流涙異常、羞明	霧視、視力低下、網膜出血、網膜静脈閉塞、突発性難聴
その他		CK増加、疼痛、熱感	BUN増加、インフルエンザ症候群、リンパ節症など	過敏性反応、感染症

これらの症状は、ほとんどの場合シルダトロンの効果が切れるとともに治まりますが、万が一副作用が強かったり長引く場合は、医療機関を受診してください。

シルダトロンの併用禁忌

以下を服用している場合は、シルダトロンを併用してはいけません。

・硝酸剤(亜硝酸アミル、ニトログリセリン、硝酸イソソルビドなど)
・NO供与剤(ニコランジルなど)
　降圧作用が強くなるおそれがあります。

・アミオダロン塩酸塩(アンカロンなど)
　アミオダロン塩酸塩のQTc延長作用が強くなる可能性があります。

・sGG刺激剤(リオシグアトなど)
　症候性低血圧を引き起こすおそれがあります。

シルダトロンの併用注意

以下を服用している場合は、医師へ相談のうえシルダトロンの併用を検討してください。

・CYP3A4阻害薬(リトナビル、ダルナビル、エリスロマイシンなど）
　シルダトロンの血中濃度が増加する可能性があります。

・CYP3A4誘導薬(リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトインなど）
　シルダトロンの血中濃度が減少する可能性があります。

・降圧剤(セタプリル、タナトリル、ゼストリルなど)
・カルペリチド
　降圧作用が強くなるおそれがあります。

・α遮断剤(カルデナリン、エブランチル、デタントールなど)
　降圧作用が強くなり、めまい等の症状を伴う血圧低下を引き起こすおそれがあります。

参考サイト

・医療用医薬品 : シルデナフィル

Naiom Healthcare

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