タダトロン

タダトロンは、有効成分タダラフィルを配合したED治療薬です。

先発薬シアリスのジェネリック医薬品で、シアリスと同じく勃起不全の改善に効果を発揮します。

タダトロンは、シアリスと比べると1箱あたりの錠数が多く、また成分量を2.5mgから20mgまで取り揃えているため、目的や症状に合わせて選べるのが特徴です。

さらに、シアリスは1錠あたり2,500円かかりますが、タダトロンは1錠あたり60円で購入が可能なため、ED治療の費用を抑えたい方におすすめの商品です。

⇛先発薬との比較表について

タダトロンがおすすめな人

タダトロンは、以下に当てはまる方におすすめです。

タダトロンは、シアリスジェネリックの中でも値段が安く、低用量のものも選べるのが特徴です。

また、他のED治療薬と比べて効果時間が長く、副作用も少ないため、ED治療薬を初めて服用する方にもおすすめです。

タダトロンは食事の影響を受けない

タダラフィルは、食事の有無や内容による影響をほとんど受けないことが確認されています。

脂っこい食事と一緒でも空腹時でも、成分の血中濃度が大きく変わることはなく、食事を気にせず服用できるのが特徴です。

さらに、タダラフィルは、服用の時間もほとんど影響しないとされています。

朝、夜どちらで服用しても、成分の血中濃度や効果に大きな違いはありません。

タダラフィルは、食事や時間帯を気にせず服用でき、安定した効果が期待できるED治療薬と言えます。

タダトロンの効果

タダトロンは、血管拡張作用によって陰茎への血流を促し、勃起をサポートする効果が期待できます。

また、効果時間が24～36時間と、ほかのED治療薬と比較して長いため、勃起のサポートだけでなく、勃起の維持にも役立ちます。

国内臨床試験

国内でおこなわれた臨床試験では、ED患者の男性343人を対象に、有効成分タダラフィルの効果が調査されました。

試験では、被験者を5mg、10mg、20mgのタダラフィルグループと、プラセボ(偽薬)グループの4つに分け、性行為の前に1日1回までの服用で効果を確認しました。

その結果、タダラフィルを服用したグループは、プラセボグループと比較して、挿入の成功率と性行為の成功率が明らかに高かったのです。

このことから、タダラフィルには勃起不全の治療に効果が期待できることが報告されています。

■挿入の成功

	平均	ED_軽度	ED_中等度	ED_重度
プラセボ群	53.6%	78.0%	56.4%	28.5%
タダラフィル5mg	71.2%	89.2%	79.2%	48.7%
タダラフィル10mg	81.3%	98.8%	84.2%	63.4%
タダラフィル20mg	84.1%	94.2%	80.8%	73.1%

■性行為の成功

	平均	ED_軽度	ED_中等度	ED_重度
プラセボ群	27.8%	35.1%	35.8%	17.7%
タダラフィル5mg	51.7%	74.2%	50.3%	31.1%
タダラフィル10mg	64.6%	80.4%	64.5%	49.4%
タダラフィル20mg	69.4%	76.8%	67.8%	62.1%

海外臨床試験

海外の臨床試験では、タダラフィルの効果や安全性に加え、ED患者の男性483人を対象に、効果時間の長さを調査しました。

試験では、被験者を10mg、20mgのタダラフィルグループと、プラセボグループの3つに分け、服用後24時間後と36時間後に性行為をおこなうよう指定しました。

その結果、タダラフィルを服用したグループには、プラセボグループと比較して、勃起機能が改善していることが確認されたのです。

このことから、タダラフィルには服用後36時間まで効果が持続することが認められています。

参考（食事の影響／国内海外の臨床試験）
勃起不全治療薬 タダラフィル（シアリス®錠 5 mg，10 mg，20 mg）の薬理学的，薬物動態学的特性と臨床試験成績

先発薬（シアリス）との違い

先発薬であるシアリスと、タダトロンの違いは以下のとおりです。

製造メーカーや値段に違いがありますが、タダトロンはジェネリック医薬品であり、有効成分や期待できる効果はシアリスと同等です。

タダトロン	シアリス
用量
2.5mg・5mg・10mg・20mg	20mg
成分
タダラフィル	タダラフィル
メーカー
Naiom Healthcare	イーライリリー
効果
ED改善	ED改善
価格
10mg10錠2,370～円 1錠あたりの最安値：60円	12,100円～ 1錠あたりの最安値：2,500円

Naiom Healthcareシリーズ

Naiom HealthcareシリーズのED治療薬は以下の通りです。

※この表はスクロールが行えます。

ED治療薬にはさまざまな種類があり、有効成分のほかに、効果時間や副作用、食事の影響などに違いがあります。

より高い効果を得るためには、目的や体質に応じて、自分に合ったED治療薬を選ぶことが大切です。

⇛自分にピッタリのED治療薬について

関連ページ

有効成分タダラフィルを配合したED治療薬は、先発薬シアリスのほかに、多数のジェネリック医薬品が製造、販売されています。

成分量や金額に違いがあるほか、飲みやすさを重視したゼリータイプのもの、他の有効成分も配合されているものなど、それぞれ特徴が異なります。

体質や目的に応じて、自分に合った医薬品を選ぶことが重要です。

タダトロン関連商品ページ

タダラフィル商品一覧
・シアリスジェネリック商品一覧

タダトロンの関連コラム

タダトロンの服用のタイミング

タダトロンは空腹時で性行為の1時間前に服用するのが正しい飲み方です。

1度服用した後、次に服用する場合は24時間以上の間隔を空けるようにしてください。

タダトロンの服用の目安

当サイトで取り扱っている、タダトロンの有効成分タダラフィルは、2.5mg／5mg／10mg／20mgの4種類の用量があります。

初めての方は2.5mgから服用し、効果を実感できない場合に5mg／10mg／20mgへと段階的に増量することが可能です。

効果を強めようと一度に推奨用量より多く服用する方もいますが、効果が強くでるわけはありません。

また、副作用のリスクが高まる危険もあるため注意が必要です。

タダトロンの服用時の注意

服用時の注意点は以下のとおりです。

・血圧が低下する可能性があるため、タダトロンを服用する場合は、心血管系に問題がないか確認しましょう。

・4時間以上勃起が持続する場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

・急激な視力喪失や視力低下が現れた場合は、すぐに服用を中止し、医師の診察を受けてください。

・視覚障害やめまいの副作用が現れる場合があるため、タダトロンの服用時は高所作業や運転、機械の操作に注意しましょう。

・タダトロンの服用後に突発性難聴や急激な聴力低下が現れた場合は、すぐに服用を中止し、耳鼻科を受診してください。

タダトロンを服用できない方

以下に該当する方は、タダトロンを服用してはいけません。

また、以下に該当する方は、タダトロンの服用に注意が必要です。

・中程度までの腎障害または肝障害を患っている方
・血液透析を受けている方
・高齢者

これらに当てはまる場合は、タダトロンの服用前にかかりつけ医師へ相談してください。

タダトロンの主な副作用

主な副作用は以下のとおりです。

・頭痛、めまい
・動悸
・ほてり
・消化不良、下痢
・筋肉痛
・目の充血　
ほか

タダトロンは比較的副作用のリスクが低いED治療薬ですが、まれに以下のような重篤な副作用を引き起こす場合があります。

・失神を伴う低血圧
・視力、聴力の急激な低下
・呼吸困難
・過敏症(発疹、むくみ、皮膚炎など)
ほか

これらの症状が現れた場合は、すぐに服用を中止し、医療機関を受診してください。

タダトロンの併用禁忌

以下を服用中の方は、タダトロンを併用できません。

・硝酸剤(硝酸イソソルビド、亜硝酸アミル、ニトログリセリンなど)
・NO供与剤(ニコランジルなど)
　降圧作用が強くなるという報告があります。

・sGC刺激剤(リオシグアトなど)
　血圧低下を引き起こすおそれがあります。

タダトロンの併用注意

以下を服用中の方は、タダトロンの併用に注意が必要です。

・CYP3A4阻害剤(テラプレビル、クラリスロマイシン、イトラコナゾールなど)
・グレープフルーツ(ジュースを含む)
タダラフィルの血中濃度が高くなり、体内に取り込まれる成分量が増えるおそれがあります。

・HIVプロテアーゼ阻害剤(ダルナビル、インジナビル、リトナビルなど)
タダラフィルの血中濃度が高くなるおそれがあります。

・CYP3A4誘導剤(フェニトイン、リファンピシン、フェノバルビタールなど)
タダラフィルの血中濃度が低くなり、体内に取り込まれる成分量が減るおそれがあります。

・α遮断剤(テラゾシン、ドキサゾシンなど)
血圧が下がり、失神等の症状を引き起こすと報告されています。

・降圧剤(エナラプリル、メトプロロール、アムロジピンなど)
血圧が下がると報告されています。

・カルペリチド
降圧作用が強くなるおそれがあります。

・ベルイシグアト
症状性低血圧を引き起こすおそれがあります。

・タダトロン以外のED治療薬
効果や副作用が強くなるおそれがあります。

参考サイト

・医療用医薬品 :タダラフィル

Naiom Healthcare

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