フルボキサミン

フルボキサミンは、うつ病、強迫性障害など様々な心の不具合に使用されており、不安や緊張をほぐし気分を楽にしてくる抗うつ薬です。

国内初の選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）で、従来より使用されていたうつ病などの抗不安薬と比べると副作用が軽減されており、第3世代と呼ばれる抗うつ薬に分類されています。

2010年に承認を受け販売されて以降、日本ではうつ病、うつ状態、強迫性障害、社会不安障害などに適応があり、抗うつ薬の一種でありながら、様々な病気の第一選択薬として使用されています。

また、現在では新型コロナウイルスの重症化を防ぐ可能性があるとして注目を集めています。

フルボキサミンは、世界各国で新型コロナ患者に対して臨床試験が進められており、症状が軽症な状態に早期使用すると「症状の悪化を防ぎ、重症化を予防する」という結果が出ています。

現在、日本では新型コロナウイルスの治療薬としては未承認となっておりますが、国内でも臨床試験がされる予定です。

しかし、デルタ株やラムダ株などの変異株に有効かどうかは分かっていません。

変異株について

重症化予防に使用されている

フルボキサミンは新型コロナウイルスの治療の際に過剰な炎症反応を抑制すると言われています。

フルボキサミンは免疫細胞のシグマ-1受容体に結合し、炎症性サイトカインの生産を低下させる効果があったとされています。

また、炎症性遺伝子の発現を現象させることから、マウス実験では致死的な敗血症性ショックを防ぐ効果が報告されています。

参考サイト：Fluvoxamine vs Placebo and Clinical Deterioration in Outpatients With Symptomatic COVID-19

ここではフルボキサミンを新型コロナ治療に使用した臨床試験の結果を紹介していきます。

米国セントルイス・ワシントン大学

米国の大学が行なった臨床試験では、新型コロナの症状があり酸素緩和度が92％以上の成人患者を対象にフルボキサミン治療を行いました。

臨床試験の期間は2020年4月10～8月5日で、1日に3回フルボキサミンを100mg、15日間投与したようです。

・無作為化された152例（平均年齢46歳［SD：13歳］、女性109例［72％］）のうち、115例（76％）が試験を完了した。

・臨床的悪化は、フルボキサミン群の80例中0例、プラセボ群72例中6例でみられた（絶対差：生存解析により8.7％、95％CI：1.8～16.4%、log-rank p＝0.009）。

・フルボキサミン群で重篤な有害事象1例、他の有害事象11例、プラセボ群では重篤な有害事象6例、他の有害事象12例が報告された。

引用：COVID-19の症状悪化をフルボキサミンが抑制する可能性／JAMA

千葉大学

国立大学法人千葉大学では、2021年7月1日～2022年3月31日を予定して新型コロナの治療にフルボキサミンを用いた臨床試験を行なっています。

まだ臨床試験を開始して間もないため、結果報告には至っていませんが、上記の米国大学の臨床試験結果を元にフルボキサミンの有効性と安全性を検証するために治験を行なっています。

フルボキサミンは、日本ではうつ病やうつ状態の方、強迫性障害、社会不安障害と診断された場合、精神科や内科などで保険適用で処方してもらうことができます。

その場合の価格は50mg1錠：18.1円と比較的安価な価格で購入できます。

しかし、新型コロナ治療の場合、本来の薬の使用方法とは異なるため、国内の病院で処方してもらうことはできません。

このように新型コロナウイルス対策、重症化の予防のためにフルボキサミンを使用したい方や通院が困難な方は通販で購入することをおすすめします。

通販なら通院・処方箋いらず

ここでいう通販とは「個人輸入」のことで、個人輸入代行サイトで海外から医薬品を購入すれば、医師の診察や処方箋がなくフルボキサミンを購入できます。

また、医薬品を個人で輸入するとなれば言語の壁や関税の手続きなど様々な問題から手を出しにくい印象ではありますが、個人輸入を代行する当サイトを利用すれば、楽天やアマゾンのような簡単な手順で購入できます。

　　

しかし、個人輸入で医薬品を購入し服用する場合はすべて自己責任となります。

　

そのため、用法容量は守り、万一体調に異変を感じた場合はすぐに医師に相談するようにして下さい。

当サイトで取り扱いのあるフルボキサミンを紹介します。

商品名	フルボキサミン（ルボックス）	ルボックス・ジェネリック
価格	2,250円～	2,850円～
用量	50mg	100mg
	詳細はこちら	詳細はこちら

フルボキサミン（ルボックス）

フルボキサミン（ルボックス）はアッヴィ社が製造販売しているジェネリック医薬品です。

アッヴィ社は米国に本社を置く研究開発型のバイオ医薬品企業で、世界でも最も困難な健康問題に対する先進的な治療法の研究開発に取り組んでおり、グローバルな企業でもあります。

50mgの購入が可能で、国内で処方されているファイザー社が開発した先発薬と同じ容量です。

ルボックスのご購入はこちら

ルボックス・ジェネリック（ファベリン）

ファベリンはAbbott Laboratories社が製造販売しているルボックスのジェネリック医薬品です。

Abbott Laboratories社は米国に本社のある製薬会社で、7万2000人の社員が130カ国を超える国々で活動しています。

国内では処方されていない100mgが購入できます。

50mgで服用したい場合は、錠剤をピルカッターなどで半分にしてから服用するようにして下さい。

ファベリンのご購入はこちら

フルボキサミンは、うつ病やうつ状態の緩和など本来の使用方法を守った場合は、比較的安全性の高い抗うつ薬です。

従来の抗うつ薬にあったような便秘や口の乾きなどの副作用も少なく、長期の維持療法にも適しています。

しかし、フルボキサミンは24歳以下の方には自殺念慮などかえって悪い衝動を引き起こす可能性もあると報告があるようです。

ここではフルボキサミンの服用に関する注意点を解説していきます。

フルボキサミンの服用に注意が必要な方

服用する際に注意が必要な人は以下の通りです。

フルボキサミンはコロナ治療としても臨床試験が進んでいる医薬品ですが、もともと抗うつ薬として使用されいます。

そのため、効果などは個人差が大きく、思わぬ副作用を招く場合があります。

また、フルボキサミンには飲みあわせてはいけない併用禁忌薬や、飲み合わせることによって効果が半減したり副作用が強く生じる相性の悪い薬もあります。

現在通院中や服薬中の方は必ず医師に相談してから服用するようにしましょう。

フルボキサミンを長期間服用した場合、離脱症状が出る可能性があります。

などがあげられます。

コロナの治療でフルボキサミンを使用する場合は最長でも14日ほどですので、そこまで心配することではありませんが、このような症状が出る可能性があることを念頭に置いておきましょう。

フルボキサミン服用後このような症状が続く場合はすぐに医師に相談するようにして下さい。

フルボキサミンの他にも当サイトではデキサメタゾンなどコロナ治療に使用されている医薬品を取り扱っています。

	フルボキサミン	デキサメタゾン
服用のタイミング	感染後の早期治療時	おもに感染後
期待されている効果	重症化予防に効果	重篤な症状に有効
詳細	詳細はこちら	詳細はこちら

フルボキサミン

フルボキサミンはうつ病や強迫性障害などに使用される抗うつ薬で、国内で初の選択的セロトニン再取り込み阻害薬として心療内科や精神科などで処方されています。

従来の抗うつ薬よりも副作用が少なく、最近では新型コロナウイルスの重症化を防ぐ可能性があるとして注目を集めています。

フルボキサミンは、米国で行なった臨床試験によると、症状が軽症なうちに使用すると症状の悪化を防ぎ、重症化を予防すると言う結果が出ています。

ですが、日本ではまだ新型コロナ治療薬としては未承認です。

デキサメタゾン

抗炎症作用や抗アレルギー作用、免疫抑制作用などがあり、重症の感染症や気管支喘息などの疾患に使用されているステロイド薬です。

イギリスで行われた大規模臨床研究で、重症患者の死亡率を低下させたと報告されており、新型コロナウイルスのち療法の一つとなっています。

日本でも2020年7月に承認されています。

デキサメタゾンについて詳しくはこちら