コルヒチンリア（コルヒチン）

コルヒチンリアは、痛風や家族性地中海熱の治療薬「コルヒチン錠」のジェネリック医薬品です。
先発薬と同じ有効成分コルヒチンを配合しています。

激しい痛みをともなう痛風発作や家族性地中海熱の発作を抑えるために使用されます。
また応用として、ベーチェット病の治療に用いられることもあります。

30錠2,800円と低価格で購入できるため、治療コストを抑えられるのが特徴です。



コルヒチンリアは、次のような人におすすめです。


コルヒチンリアは、痛風発作を抑える効果のある治療薬です。

痛風は、体内で過剰に溜まった尿酸が結晶化し、関節を刺激することで炎症を起こす病気です。
急激に起こる激痛が主な症状となり、人によってはピリピリ・ムズムズとした前兆を感じることもあります。

コルヒチンリアは激痛をともなう痛風発作を和らげる治療薬で、さまざまなタイミングで服用可能です。


なおコルヒチンリアは、症状が出てから服用するまでの時間が早いほど効果が高まります。


コルヒチンリアは、適用外の用途としてベーチェット病の治療にも用いられます。

ベーチェット病は日本人に比較的多い病気のひとつです。
繰り返す口内炎や外陰部潰瘍、皮膚や目の症状が現れるのが特徴で、白血球の働きが異常に強まることが原因のひとつと考えられています。

コルヒチンリアは白血球の働きを弱める作用があり、服用することでベーチェット病の症状が起こる頻度が少なくなります。


コルヒチンリアは、家族性地中海熱の治療薬としても承認されています。

家族性地中海熱は、発熱や激しい腹痛、胸部の痛みを症状とする遺伝性の病気です。
地中海沿岸地域や中近東の人々に多い病気ですが、日本でもわずかながら発症例が確認されています。

コルヒチンリアは家族性地中海熱の治療に有効で、症状を起こりにくくする効果があります。
長期的な服用を続けることで約6割の方は症状が起こらなくなり、約3割の方は症状の頻度が減少しました。


コルヒチンリアは日本国内では現在未承認のため、処方されていません。
当サイトでは、0.5mgの購入が可能です。



参考サイト
商品のご説明には、販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
・医療用医薬品 : コルヒチン

コルヒチンリアの服用方法は、用途により異なります。

①痛風の場合
・発作が起きた時
1回1錠を3～4時間ごとに服用。
なお1日の最大量は3～4㎎となり、年齢や症状により適宜増減します。

・発作予防
1日1～2錠を服用。

・発作の予兆時
1回1錠を服用。

②家族性地中海熱の場合
・成人
1回1錠を1日1回、または1回半錠を1日2回に分けて服用。
なお症状により用量は適宜増減し、1日の最大量は1.5㎎までとなります。

・小児
1日0.01～0.02mg/kgを1～2回に分けて服用。
なお症状により用量は適宜増減しますが、1日の最大量は0.03mg/kgまでとし、また成人の1日の最大量を超えないようにしてください。

③ベーチェット病の場合
1日1～3錠を服用します。
適用外使用となるため、医師にご相談の上で服用を検討してください。

※服用の際は、医師の指示に従ってください。

食事とアルコールの影響
食事やアルコールによる、コルヒチンへの影響は特に報告されていません。
ただしグレープフルーツジュースとの併用はコルヒチンの作用を強める恐れがあるので注意が必要です。

服用できない方
以下の内容に当てはまる方は、コルヒチンリアを服用することはできません。

・成分コルヒチンにより、過敏症を起こしたことがある方
・肝臓または腎臓に障害があり、CYP3A4またはP糖蛋白の阻害作用を持つ医薬品を服用している方
・妊娠中、または妊娠している可能性のある女性

コルヒチンリアの主な副作用は、次の通りです。

・吐き気
・腹痛
・発疹
・かゆみ
・脱毛

症状が重い場合は、医療機関を受診するようにしてください。

また家族性地中海熱やベーチェット病の治療のため長期的に服用していると、筋肉に副作用が起こる可能性が報告されています。
筋力の低下や手足のしびれを感じた場合、すぐに医師に相談するようにしてください。

併用禁忌
コルヒチンリアの併用禁忌薬は、現在報告されておりません。

併用注意
以下に当てはまるものは、コルヒチンリアの併用注意薬です。
服用中の治療薬がある場合、低用量からコルヒチンリアの服用を開始するなど十分に注意してください。

・CYP3A4阻害薬(アタザナビル、クラリスロマイシン、イトラコナゾールなど)
・グレープフルーツジュース
・P糖蛋白阻害薬(シクロスポリンなど)

・直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

・小さな子の手が届かない場所に保管してください。

・誤飲の原因になったり、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。

・表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。

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