ニューロフェン（イブプロフェン）

ニューロフェンは、Reckitt Benckiser社が製造した炎症や痛みを和らげるお薬です。

有効成分の「イブプロフェン」は、市販薬イブやバファリンなどに含まれる解熱鎮痛成分です。
頭痛、発熱、腰痛、関節痛、歯痛など様々な症状の緩和に効果があります。


イブプロフェンは、炎症や痛みを引き起こす物質「プロスタグランジン」の生成を抑制する作用があります。

身体のあらゆる痛み・炎症に効果がありますが、なかでもイブプロフェンは子宮へ移行しやすく生理痛によく効くとされています。

ニューロフェン（イブプロフェンジェネリック）に関するよくある質問
◇Q.1市販のイブプロフェンとどう違いますか？

A.成分の含有量が400㎎と多い点です。
含まれる有効成分は同一のため、効果や安全性は市販のイブプロフェン製剤と同等です。

◇Q.2効果が感じられない場合もありますか？

A.鎮痛剤は体質によってお薬の成分が合わない場合もあります。
まず何度か服用し全く効果がない場合は、他の痛み止めを試してみると良いでしょう。

→効果の強い痛み止めランキングを見る

◇Q.3何度も飲むと効きにくくなりますか？

A.1週間ほどの短期間で服用する場合は問題ありません。
しかし慢性的な痛みに対し、長期間服用すると体が段々効能に慣れてしまい効きにくくなる可能性があります。

■痛み止めとして使用する場合
1日600mgを3回に分けて服用してください。

■急性上気道炎の解熱として使用する場合
1回200mgを服用してください。
1日2回まで、最大600mgを限度としてください。

※空腹時の服用はできるだけ避け、食後に服用してください。
※年齢や症状により適宜服用量を調節してください。

服用してはいけない人

・消化性潰瘍のある方
・重篤な血液の異常のある方
・重篤な肝障害のある方
・重篤な腎障害のある方
・重篤な心機能不全のある方
・重篤な高血圧症のある方
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・アスピリン喘息（非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発）又はその既往歴のある方
・妊娠後期の女性

服用に注意が必要な方

・喘息
・消化性潰瘍の既往歴がある
・血液に異常がある
・肝臓病、腎臓病、高血圧症、心臓病
・潰瘍性大腸炎
・クローン病
・インフルエンザやデング熱などウイルス性感染症にかかっている
・妊娠中、妊娠の可能性がある方
・高齢者の方

主な副作用は以下の症状です。

・食欲不振、吐き気、腹痛などの胃腸障害
・口の渇き
・AST、ALT上昇
・発疹
・かゆみ
・頭痛
・眠気
・めまい

もし異常を感じた場合は、すぐ医師に相談してください。

併用禁忌
以下の薬と併用はしないでください。

ジドブジン（レビトロビル）

参考サイト
以下の薬と併用する際は、注意が必要です。

・クマリン系抗凝血剤（ワルファリン）
・アスピリン製剤
・抗凝血剤（ワルファリンなど）
・抗血小板剤（クロピドグレルなど）
・選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）（フルボキサミン・パロキセチン）
・リチウム製剤（炭酸リチウム）
・チアジド系利尿薬（ヒドロクロロチアジド）
・ループ利尿薬（フロセミド）
・ACE阻害剤（エナラプリルなど）
・β遮断剤（プロプラノロールなど）
・タクロリムス水和物
・ニューキノロン系抗菌剤（エノキサシン水和物など）
・メトトレキサート
・コレスチラミン
・スルホニル尿素系血糖降下剤（クロルプロパミド・グリベンクラミドなど）
・CYP2C9阻害作用を有する薬剤（ボリコナゾール・フルコナゾールなど）

参考サイト

服用方法・副作用・併用禁忌・注意のご説明には、販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
・医療用医薬品 : イブプロフェン

・お子様の手の届かないところに保管してください。
・室温で保管してください。
・開封シールが剥がれていたり、紛失していた場合は使用をお控えください。

レキットベンキーザー

タイ