糞線虫・疥癬

イベルメクチンは、北里大学の大村教授とアメリカの製薬会社メルク社が共同研究で開発した医薬品で、マクロライド系に分類される抗寄生虫薬です。

世界的に広く使用されている抗寄生虫薬であり、寄生虫に作用して麻痺させることで死滅させる効果があります。

日本では、主に疥癬や糞線虫症の治療に用いられます。
成分の安全性が高く、重い副作用が起きにくいことも特徴です。

イベルメクチンクリームは、酒さや鼻瘤の治療薬として使用されています。

有効成分イベルメクチンの駆虫作用によって、酒さの原因となるニキビダニを死滅させることができ、ブツブツや赤みなどの改善効果が期待できます。

イベルメクチンクリームは、アメリカでは2015年に酒さの治療薬として承認されていますが、日本では未承認の医薬品です。

刺激が少ないため、敏感肌になっている方でも使用できるのが特徴です。

内服薬と同じ成分ではありますが、外用薬のイベルメクチクリームと内服薬では用途が別で得られる効果も異なるため注意しましょう。

内服薬のイベルメクチンは、主に以下の寄生虫に対して効果があります。

どのような症状が出る病気か、イベルメクチンがもたらす効果について詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

糞線虫への効果

糞線虫は、主に熱帯・亜熱帯地域の土壌に生息しており、人間が感染すると小腸に寄生して糞線虫症を引き起こします。

日本国内においては、沖縄地方や奄美地方でみられる病気です。

糞線虫症は多くの方が無症状ですが、せきや発疹、腹痛や下痢などの症状が現れる場合があります。

免疫力が低下している方が感染すると、栄養失調や腸閉塞など重症化する恐れがあり注意が必要です。

イベルメクチンには高い駆除作用があり、糞線虫を死滅させて症状を改善します。
糞線虫に対して非常に有効な駆虫薬であり、高い効果が期待できます。

疥癬への効果

疥癬とは、ヒゼンダニという小さなダニの一種が人間の皮膚に寄生して起きる皮膚感染症です。

とくに、免疫力の低下から高齢者の方に多くみられ、寝具や衣類、肌から肌などヒトからヒトへ感染します。

感染すると、主に以下のような症状が現れる場合があります。

イベルメクチンの優れた殺虫効果により、ヒゼンダニを麻痺させて死滅させることが可能です。

また、1回の服用で約10日間効果を持続することができ、1～2回の服用で高い効果が期待できます。

イベルメクチンは、新型コロナウイルスに効果があると話題になり臨床試験が始まりました。

2020年から興和株式会社が臨床試験をおこなっており、2022年9月に新型コロナウイルス治療においてイベルメクチンの有効性が認められなかったと報告しています。

そのため、現在でも新型コロナウイルスの治療薬として承認されていません。

また、製薬会社のメルク社や日本政府、WHOも新型コロナウイルス治療を目的としたむやみな服用は避けるようにと発表しています。

参照：興和/新型コロナウイルス感染症患者を対象とした 「K-237」（イベルメクチン）の 第Ⅲ相臨床試験結果に関するお知らせ

コロナ後遺症には効果がある？

新型コロナウイルスの後遺症は、以下の症状が挙げられます。

これらの後遺症について、イベルメクチンの効果があるか、2021年に1000人を対象として治験をおこなっています。

しかし、後遺症についてもイベルメクチンの効果は認められていません。

新型コロナウイルス、コロナウイルス後遺症どちらもイベルメクチンの効果は得られないと報告されているため、自己判断での服用は控えましょう。

イベルメクチンは、疥癬や糞線虫に高い効果を期待できる治療薬です。

イベルメクチンの正しい飲み方について、詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

体重によって服用量が異なる

イベルメクチンは体重によって服用量が異なります。

過剰摂取は重篤な副作用を引き起こす可能性があるため、自分に適した服用量をしっかり把握しておく事をおすすめします。

体重/錠数	3mg錠	6mg錠	12mg錠
15～24kg	1錠	1/2錠	1/4錠
25～35kg	2錠	1錠	1/2錠
36～50kg	3錠	1錠＋1/2錠	3/4錠
51～65kg	4錠	2錠	1錠
66～79kg	5錠	2錠＋1/2錠	1錠＋1/4錠
80kg以上	6錠～	3錠～	1錠＋1/2錠～

服用のタイミング

イベルメクチンの最適な服用タイミングは、食後2時間以上空けた空腹時です。

イベルメクチンは脂肪に溶けやすい性質を持っており、脂肪の多い食事を摂った後に服用すると、成分の吸収量が増えて副作用が起きる可能性があります。

そのため、空腹時に水のみで服用することが推奨されています。

イベルメクチンを購入しない方が良い方もいるため、解説します。

ストロメクトールの「使用上の注意」に該当する方

keggに掲載されているストロメクトールの「使用上の注意」に該当する方は、イベルメクチンを購入しない方が良いでしょう。

※以下、一部抜粋

本剤に対し過敏症反応があらわれた場合には、その後の投与を中止すること。

糞便内幼虫が陰転しない場合は再投与を考慮すること。

易感染性患者（HIV感染者やHTLV-1感染者等も含む）に用いる場合には、通常の投与回数以上の投与が必要になることがあり、また、その場合でも治癒に至らないことがあるので注意すること。

引用元：医療用医薬品 : ストロメクトール

イベルメクチンの購入を検討している方は、「自分が使用上の注意に該当するかどうか」をチェックする事をおすすめします。

「持病がある方」や「常用している薬がある方」もチェックしておきましょう。

イベルメクチンを購入したいと思ったとき、どこで購入できるのでしょうか。

次の項目では、市販や国内通販などで購入できるのかについてご説明します。
イベルメクチンでの治療を考えている方は、ぜひご覧ください。

市販で購入できない

イベルメクチンは、疥癬や糞線虫など寄生虫の駆除を目的とした治療薬です。

日本国内では医療用医薬品に指定されており、医師の診断のもと処方箋が出ていない場合は購入できません。

医療用医薬品は市販薬と比べて、高い効果が期待できますが、副作用が現れる可能性があります。

そのため、ドラッグストアや薬局などの市販では購入ができない医薬品です。

国内通販で購入できない

近年では、通販サイトでも鎮痛剤や整腸剤、咳止めなどさまざまな医薬品を買うことができます。

しかし、イベルメクチンは医療用医薬品のため、Amazonや楽天などの国内通販サイトでも購入できません。

国内通販サイトで購入できる医薬品は、医師の処方箋がなくても購入ができる一般用医薬品のみとなっています。

医療用医薬品は処方箋が必要な医薬品であり、ドラッグストアや薬局だけでなく国内通販サイトでも購入できないため注意しましょう。

国内による処方について

イベルメクチンは糞線虫や疥癬などの寄生虫の治療薬として皮膚科や内科で処方される医薬品です。

それ以外の用途で、イベルメクチンが欲しいという場合は以下の注意点があります

イベルメクチンの薬価は、3mg1錠あたり632.9円とされています。
上記に診察代も加算され、個人輸入と比較すると費用がかかってしまう場合もあります。

	クリニック処方	個人輸入
薬代	4錠2,532円	4錠1,920円
診察代	5,000円	-
送料	-	1,000円※
合計金額	7,532円	2,920円

※10,000円以上購入で送料無料

上記の通り、クリニックで処方を受ける場合は、入手しにくく費用も割高になってしまう可能性があります。
届くまで時間はかかりますが、手軽に安く購入したい場合は個人輸入がおすすめです。

海外通販(個人輸入)は合法？

イベルメクチンをはじめ、医薬品の個人輸入は薬事法に違反していません。

自分で使用する場合に限り、たとえ処方箋薬であっても輸入は許されています。

個人輸入で違法となってしまうのは以下のケースです。

上記を遵守すれば罪に問われるようなことはありませんので、ご安心ください。

※お薬なびでも、薬機法を遵守し商品を販売しております。

※表は横にスクロールできます。

参考サイト：医薬品等の個人輸入について|厚生労働省

個人輸入を利用したお買い物がはじめて、という方も多くいらっしゃると思います。

個人輸入でイベルメクチンを購入する際に、押さえておきたいポイントをご紹介します。

注文から受け取りまで時間がかかる

当たり前ですが、海外医薬品はインドや香港など、海外から発送されます。
そのためAmazonや楽天など国内のサイトと比較すると、手元に届くまで時間がかかってしまいます。

当サイトでは、発送からお届けまでの目安は「14日～21日程度」となっています。
通関の状況によっては1ヶ月近くかかる場合もございますので、その点ご理解の上イベルメクチンをご購入ください。

なお、配送状況はサイトの注文履歴より随時ご確認いただけます。

譲渡はできない

個人輸入で購入した医薬品を第三者に譲渡する行為は、医薬品医療機器等法違反となります。

個人使用の目的でのみ個人輸入は許可されているので、ご家族やご友人への譲渡をしてはいけません。

個人輸入では、海外製ということもあり偽物や粗悪品を購入してしまうのでは、と不安になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、偽物が届く事はありません。

しかしあくまでも一部に過ぎませんが、以下を目的とした個人輸入代行サイトが存在するのも事実です。

こうした悪質なサイトで購入しないように、偽物を購入しないためのポイントを確認しておきましょう。

また、「途上国で製造された医薬品は粗悪品」、などの噂がありますが、製造国は関係ありません。
当サイトでもインド製のイベルメクチンを扱っていますが、日本と同等の環境で製造しており、衛生上の問題もないためご安心ください。

偽物の見分け方はある？

偽物を見分ける方法は非常に難しく、専門家の成分鑑定でもしない限り、正確に判断することはできません。

イベルメクチンを個人輸入で購入する場合は、以下のポイントをふまえて購入することを推奨します。

当サイトではお客様の不安を少しでも取り除けるよう、第三者による成分鑑定の実施や、チャットボットによるスムーズな問い合わせ対応に尽力しております。
それでも不安な場合は、商品の口コミを入念に確認したり、少ない錠数から試し購入してみてください。

成分鑑定済のイベルメクチンを見る

イベルメクチンを個人輸入する前に知っておくべき事が4つありますので、1つずつ簡単に解説していきます。

同じ種類・用量だがパッケージが違う場合がある

製薬会社や製造工程の関係で同じイベルメクチンだが、発送時期によってパッケージが異なる場合があります。

そのせいか「パッケージが違う＝偽物」と勘違いする方も多いのですが、商品自体は全く同じですのでご安心ください。

また、商品ページでは箱が掲載されていても、購入する錠数によって「シートのみ」で届く場合があります。

写真と違う状態で届くため不安になる方もいると思いますが、この場合も商品自体は全く問題ありませんのでご安心ください。

ストロメクトールと海外製イベルメクチンの違い

厳密に言うと「添加剤」などが異なりますが、ストロメクトールと海外製イベルメクチンに違いはありません。
同じ有効成分を利用しているため、得られる効果も同じです。

「価格が安い＝効果が落ちる」と勘違いしている方が多いのですが、そのような事は一切ありません。
先発品（一番最初に開発された薬）は開発費用に300億円以上かかると言われていますが、ジェネリック医薬品の開発費用は1億円程度と言われています。

つまり開発費用を抑えられるため、海外製イベルメクチンは安く販売されているのです。
ストロメクトールの品質や安全性に劣る事はありませんので、安心して海外製イベルメクチンをご利用ください。

一番人気の海外製イベルメクチンを購入する

動物用のイベルメクチンは購入しない

抗寄生虫薬であるイベルメクチンには、以下の2種類があります。

イベルメクチンはペット用の医薬品としても有名で、フィラリア予防や寄生虫の駆除に使用されますが、人間用とは用途が異なるため混同して使用しないように注意しましょう。

とくに、牛や馬などの家畜用のイベルメクチンは人間用と比べて非常に濃度が高く、誤って使用した場合、中毒症状を引き起こす可能性が高いです。

ペット用は、人間にとって毒性が強い場合があるため、絶対に使用しないでください。

最後に、イベルメクチンの購入に関するQ&Aを紹介していきます。

市販の薬局では購入出来ないのでしょうか？

イベルメクチンは「処方薬（医療用医薬品）」に分類されるため、市販の薬局では購入出来ません。

イベルメクチンの購入は、「病院処方」か「個人輸入」の2通りだけです。

Amazonや楽天など、国内販サイトで購入できないの？

薬機法の関係でAmazonや楽天など、国内サイトでの販売は許可されておりません。

もし仮に国内のサイトで販売されていた場合、そのサイトは薬機法違反となりますので絶対に購入してはいけません。

当サイトは「個人輸入代行サイト」です。
そのため薬機法違反にはならず、厚生労働省も個人輸入を許可しているため、安心して当サイトをご利用ください。

海外製と日本製、どちらのイベルメクチンを購入すべき？

海外製でも日本製でもイベルメクチンの効果は変わらないため、どちらを購入しても問題ありません。
日本製にこだわりがある方は、先発品であるストロメクトールを購入している傾向にあるようです。

イベルメクチンの種類が多いのでどれを買えばいいかわかりません

基本的に得られる効果は変わらないため、どのイベルメクチンを購入しても問題ありません。

おすすめは一番人気のイベルメクトールがおすすめです。

イベルメクトールを購入する

イベルメクチンの購入に処方箋は必要ですか？

病院でイベルメクチンを処方してもらう場合、処方箋が必要となります。

診察を受けて処方箋を発行してもらうのが面倒な方は、当サイトのような個人輸入代行サイトでイベルメクチンを購入している傾向にあるようです。

サンファーマ製のイベルメクチンは購入して大丈夫ですか？

サンファーマ社は世界的に見ても「優良企業」です。
知名度や実績も問題ないため、安心してサンファーマ社製のイベルメクチンをご購入ください。

現に当サイトでは、サンファーマ社製のイベルメクチンが一番人気です。

サンファーマ社製のイベルメクチンを購入する

インドで製造されている薬は衛生上の問題はないですか？

粗悪品を製造している製薬メーカーも存在しますが、当サイトでは実績があり安全性が高い製薬メーカーとしか取引がありません。

日本と同等の環境で製造しており、衛生上の問題はありませんのでご安心ください。

お薬なびで扱っているイベルメクチンは本物ですか？

当サイトでは偽物を一切扱っておらず、イベルメクチンも全て本物です。

「イベルメクトール」に関しては第三者機関に成分鑑定を依頼し鑑定結果を掲載しておりますので、不安な方は一度成分鑑定書をご確認ください。

イベルメクトールの詳細はこちら