フォシーガ

フォシーガは「選択的SGLT2阻害剤」に分類される糖尿病治療薬です。

「ダパグリフロジン」を有効成分とする先発薬で、元は糖尿病治療薬です。

フォシーガの血糖値を下げる働きがダイエット効果が期待できるため、近年では肥満治療にも使われるようになりました。

フォシーガは、世界的に有名な製薬会社アストラゼネカ（AstraZeneca）によって開発販売されています。

フォシーガはこんな方におすすめ

• 麺や米など糖質が好きな方
• 糖質制限ダイエットに失敗した
• 運動が苦手な方
• 間食や過食がやめられない方
• 1型・2型糖尿病の方

フォシーガは、体内の糖を尿と一緒に体外へ排出する作用があります。

そのため、特に白いご飯や麺類など、糖質を多く含む食事がお好きな方におすすめです。

また、糖質制限や運動をしてダイエットをしていたけど続かなかった方や、ついついおやつを食べてしまう方、もちろん1型・2型糖尿病の方にもおすすめできる医薬品です。

フォシーガのダイエット効果

フォシーガの「ダパグリフロジン」には、体内の余分な糖分を尿と一緒に排泄する働きがあります。

糖を尿に排泄させることで尿の量が増え、血液中の糖が減るため血糖値が下がります。

食事量を減らさなくても食事中の糖質だけをカットするため、服用することで糖質制限ダイエットをしているのと同じような効果を得ることができます。

体内の糖が減少するため、体についている余分な脂肪がエネルギーとして消費されやすくなり、結果としてダイエット効果を期待することができます。

フォシーガの臨床試験

対象者	インスリン製剤による治療で血糖コントロールが不十分な1型糖尿病患者
期間	24週間（約半年間）
体重変化（プラセボ群との差）	5mg：-2.56kg 10mg：-3.17kg

フォシーガの臨床試験の結果によると、約半年間の投与で2.5kg～3kgの体重減少があったと報告されています。

表をご覧いただくと、5mgの服用で2.56kg、10mgの服用で3.17kgの体重減少があったことがわかります。

フォシーガは何キロ痩せられる？
フォシーガの服用を1ヶ月続けることで、体重が0.8～2kg減少することが期待できます。

フォシーガを服用すると、1日に200～500kcalの糖を尿と一緒に排泄されます。

体重1kgを減らすために必要な消費カロリーは7,000kcalです。

つまり、1ヶ月に減少する体重は0.8～2kgほどということになります。

フォシーガの効果はいつから？
フォシーガは服用後1時間ほどで血中濃度が最大値になるため、1時間後が効果のピークとなります。

その後は作用が穏やかになり、24時間続いていきます。

フォシーガの効果は緩やかになりながらも続いていくため、1日1錠であっても3食分の食事への効果が期待できます。

また、個人差はあるもののフォシーガによる体重減少の効果は、早い人で服用を始めて1週間ほどで実感できます。

フォシーガ5mg・10mgの違い

フォシーガの5mgと10mgの違いは、有効成分「ダパグリフロジン」の含有量の違いです。

含有量の多い10mgの方が効果が強く、副作用も強くなります。

表のように、フォシーガは症状によって投与する用量が異なり、ダイエット目的で使用する場合は5mgの服用となります。

ダイエット	5mg
1型糖尿病、2型糖尿病	5mgから始める 効果が不十分な場合は10mg
慢性心不全、慢性腎臓病	10mg

ダイエット目的の場合、効果が現れないからと自己判断で10mgを使うのはお控えください。

当サイトで取り扱うフォシーガは10mgのため、ダイエット目的でご使用になる場合は、ピルカッターなどで半分にカットしてから服用していただく必要があります。

クリニックとの比較

ダイエットを扱う美容系クリニックでフォシーガを購入する場合は保険適用外となり、全額自己負担となります。

一般的にクリニックでのダイエット目的の診療は自由診療となるため、フォシーガの価格も高くなります。

クリニックでの診療と比較すると安価な上にスマホで注文できて薬が自宅まで届くため、とてもお手軽にご利用いただけます。

関連商品

GLP-1受容体作動薬
インスリンの分泌を促進させ血糖値を下げる働きがあります。
食欲のコントロールや、体重増加の抑制作用が期待できます。
・リベルサス

SGLT-2阻害薬
SGLT2阻害薬の登場で膵臓へのアクセス無しに血糖をコントロールします。
また、尿から糖を排出するため、服用するだけで体重の減少が期待できます。
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また、脂肪肥大抑制作用があるため、体重を増えにくくしダイエットのサポートを行ってくれます。
・ザイデン（テネリアジェネリック）
・ガルバス（エクアジェネリック）

その他商品はこちらもご覧ください。

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参考サイト

商品のご説明には、販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
・医療用医薬品 : フォシーガ

2型糖尿病

1日1回、5mgを服用する。
効果が不十分な場合のみ、10mgまで増量可能です。

1型糖尿病

インスリン製剤と併用しながら1日1回、5mgを服用する。

※糖尿病治療において効果が不十分な場合のみ、10mgまで増量可能です。

ダイエット目的での服用

1日1回、5mgを毎日決まった時間に服用します。
服用後は尿量が増えるため、なるべく朝に服用することをおすすめします。

飲み忘れてしまった場合は、気が付いた時に服用するようにして下さい。
しかし、飲み忘れに気付いたタイミングが次に服用する時間の12時間以内の場合は、その日の服用は中止し、次の日から服用するようにして下さい。

※当サイトで取り扱うフォシーガは1錠10mgとなっておりますので、5mgを服用したい場合はピルカッターなどで錠剤をカットして調整してください。

主な副作用として次の症例が判明しています。

5％：カンジタ症
1～5％未満：便秘、口の渇き、頻尿
1％未満：下痢、腹痛、頭痛、めまいなど

稀に起こる重大な副作用

・低血糖
・腎盂腎炎
・脱水
・ケトアシドーシス

特異な副作用は頻度不明で報告されています。

違和感を感じたら使用を中断し、医療機関の受診を受けてください。

併用禁忌薬は現在報告されておりません。

併用注意薬

・糖尿病用薬
┗インスリン製剤、スルホニルウレア剤、チアゾリジン系薬剤など

・血糖降下作用を増強する薬剤
┗β遮断薬、サリチル酸剤、モノアミン酸化酵素阻害剤など

・血糖降下作用を減弱する薬剤
┗副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、アドレナリンなど

・利尿薬
┗ループ利尿薬、サイアザイド系利尿薬など

服用してはいけない方

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方

・参考サイト：医療用医薬品 : フォシーガ (フォシーガ錠5mg 他)

・高温多湿を避け室温保存してください。
・お子様の手の届かないところで保管してください。

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