プロゲスタン

特徴
プロゲスタンはプロゲステロン配合の、黄体ホルモン製剤です。

経口薬（飲み薬）ですが、膣から挿入の膣座薬としても使用できます。
黄体ホルモンの減少や乱れによる以下の症状の改善に使用されています。

・無月経、月経周期調整、PMC（月経困難症）、不妊症、機能性子宮出血など

その他、生殖補助医療の黄体補充として国内で適応されています。

更年期障害の治療では卵胞ホルモン（エストロゲン）と一緒に、ホルモン補充療法として使用されています。

有効成分
プロゲステロン／Progestan 100mg

内容量
100mg、200mg

■卵胞ホルモンとの併用の場合（以下のいずれか）
・卵胞ホルモン剤服用開始から、100mgを1日1回就寝前に服用。
・卵胞ホルモン剤服用開始を1日目として、卵胞ホルモン剤服用15日目～28日目までプロゲステロン200mgを1日1回就寝前に服用。
（これを1周期とし、以降周期を繰り返してください。）

■膣座薬の場合
1日2～3回100mg、採卵日（またはホルモン補充周期下でエストロゲン投与によって、子宮内膜が十分な厚さになった時）から最長10週間（または妊娠12週まで）膣内に投与してください。

■PMSや産後うつの場合
・1日1回就寝前に200mgを服用。（月経周期15日目～26日目）

※海外で定められた服用方法を記載しています。
用法用量は目的や症状などによって異なります。

服用・使用する前は必ず医師もしくは薬剤師に確認してください。

服用注意
■以下にあてはまる方は服用・もしくは使用できません。

・プロゲステロンに過敏症の既往歴がある方
・原因不明の不正出血がある方
・稽留流産又は子宮外妊娠の方
・重度の肝機能障害がある方
・乳がんや生殖器がんの方、またはその疑いがある方
・血栓症がある方、またはその既往歴がある方
・ポルフィリン症の方
・妊娠中やその可能性がある方、授乳中の方

■以下にあてはまる方は服用もしくは使用に対して注意が必要です。

・軽い肝機能障害がある方
・てんかんの方、またはその既往歴がある方
・うつ病の方、またはその既往歴がある方
・片頭痛、またはその既往歴がある方
・喘息、またはその既往歴がある方
・心疾患のある方
・腎機能障害のある方
・糖尿病の方

該当する場合は、服用前に医師に相談してください。

主な副作用
主な副作用としてむくみ、乳房緊満感、不正出血、頭痛、眠気、めまい、下痢、吐き気、発疹、かゆみなど

稀に起こる重大な副作用として血栓症があげられます。
腫れや手足のしびれなど初期症状を感じた場合、直ちに服用を中止し、医師に相談してください。

併用禁忌
報告されていませんが、服用中の薬がある場合は医師に相談してください。

併用注意
・抗真菌剤、その他の膣座薬

参考サイト
服用方法・副作用・併用禁忌・注意のご説明には、販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
・ルティナス腟錠100mgの基本情報（薬効分類・副作用・添付文書など）｜日経メディカル処方薬事典

・直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

・小さな子の手が届かない場所に保管してください。

・誤飲の原因になったり、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。

・お届けする商品の賞味期限は6ヶ月以上のものとなりますが、表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。

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