ジオビルEM

ジオビルEMの特徴
ジオビルEMはサンライズレメディーズ社が開発した、HIVウイルスの活動を抑制する医薬品です。

ジオビルEMの効果
有効成分の一つであるテノホビルジソプロキシルフマルは、体内で加水分解されリン酸化することでテノホビル二リン酸となります。

テノホビル二リン酸がDNA鎖伸長を停止させることにより、HIV-1逆転写酵素の活性が阻害され、HIVウイルスの増床を防ぎます。

もう一つの有効成分であるエムトリシタビンは、細胞内酵素によりリン酸化されエムトリシタビン5-三リン酸となります。

エムトリシタビン5-三リン酸がDNA鎖伸長を停止させることにより、HIV-1逆転写酵素の活性が阻害され、HIVウイルスの増床を防ぎます。

上記のことから、2種類の有効成分がHIVウイルスの活動を抑制するので、症状の悪化や進行を遅らせます。

ジオビルEMの成分量
日本国内においては、現在未承認のため処方されていません。

個人輸入を行っている当サイトでは、テノホビルジソプロキシルフマル300mg／エムトリシタビン200mgの購入が可能です。

その他
ジオビルEMを服用することで、HIVウイルスの抑制だけではなく日和見感染症にかかりにくくなります。

※日和見感染症とは？
病原性の弱い微生物によって引き起こされる感染症のことです。
免疫が正常だと、問題にならないケースが多い傾向にあります。

ジオビルEMの関連ページ
HIV治療薬一覧
・HIV治療薬

参考サイト
商品のご説明には販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
・テノホビル-Wikipedia
・エムトリシタビン-Wikipedia

服用のタイミング
食事の時間に関係なく服用できますが、必ず毎日決まった時間に服用してください。

服用しない期間が続くと、体内のウイルス量が増えたり薬の効き目が悪くなるので、自己判断で服用を中止してはいけません。

服用量の目安
服用量の目安は、1日1回1錠です。

ジオビルEMを服用する際は、他の抗HIV薬と併用する必要があるため、医師か薬剤師に相談した上で服用してください。

万が一飲み忘れてしまった場合は、気付いた時にできるだけ早く昨日分（1錠）を服用しましょう。

飲み忘れに気付いたタイミングが次の服用予定時間に近い場合は、昨日分を服用せずにスケジュール通り服用してください。

決して1度に2回分を服用してはいけません。

ジオビルEMを服用できない方
・18歳未満の方
（18歳未満の方に対する使用経験がないため、安全性が確立していません）

・妊婦、産婦、授乳婦の方
（服用は可能ですが推奨されていないので、服用する場合は医師か薬剤師にご相談ください）

・テノホビルジソプロキシルフマル、エムトリシタビンに対し過敏症の既往歴がある方

・テノホビルジソプロキシルフマル、エムトリシタビンが含まれている製剤を服用している方

※服用の際は、医師の指示に従ってください。

主な副作用
主な副作用には頭痛や下痢、嘔吐、吐き気、発疹などが挙げられます。

重篤な副作用として腎不全や重度の腎機能障害、膵炎、乳酸アシドーシスが挙げられます。

万が一これらの症状が現れた場合は、直ちに服用を中止して医師の診察を受けてください。

併用禁忌
併用禁忌とはジオビルEMと相性が悪く、飲み合わせできないお薬のことです。

併用禁忌は現在報告されておりませんが、持病や持薬がある方は医師か薬剤師にご確認のうえ服用してください。

併用注意
併用注意とはジオビルEMと併用するにあたり、注意が必要なお薬のことです。

・ジダノシン
ジダノシンの有害事象（副作用など）を増強する恐れがあります。

・アタザナビル硫酸塩
アタザナビル硫酸塩の効果が減弱する恐れがあります。

・ロピナビル、リトナビル
ジオビルEMの有害事象を増強する恐れがあります。

・アシクロビル、バラシクロビル、ガンシクロビル、バルガンシクロビルなど
上記の薬またはジオビルEMの有害事象を増強する恐れがあります。

・ダルナビル、リトナビル、レジパスビル、ソホスブビル
ジオビルEMの有害事象を増強する恐れがあります。

参考サイト
服用方法・副作用・併用禁忌・注意のご説明には、販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
・医療用医薬品：ツルバダ

・直射日光を避け、なるべく涼しい場所に保管してください。

・小さな子どもの手が届かない場所に保管してください。

・元の容器のまま保管してください。

・1錠を分割する場合は、なるべく空気に触れないように保管し、2日以内に服用してください。

・表示されている期限を過ぎたものは服用しないでください。

サンライズレメディーズ

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