セックスレスの原因の多くは男性のED(勃起不全)?!夫婦関係を見つめ直すきっかけに

セックスレスの原因で見逃せない勃起不全ってそもそもなに?

共働き夫婦の6割がセックスレスと言われています。
「そんなにいるの?」と驚く人もいるかもしれません。
「私たちもそうかも・・・」と心当たりのある人もいるのではないでしょうか。
他人の夫婦生活は気になってはいても、なかなか聞けないものですよね。

セックスレスの原因は様々ですが、男性側に原因がある場合も多く、今回は勃起不全によって生じるセックスレスについて書いていきたいと思います。

勃起不全の原因は人によって様々。
心の問題が原因の場合(心因性勃起障害)もあれば、糖尿病や高血圧、または血管や神経の病気などが原因の場合(器質性勃起障害)もあります。

特に最近は心が原因の勃起不全によって夫婦生活がうまく営めないケースが目立っているようです。
20代~40代の若い男性に多く、年々増加傾向にあります。

勃起不全は性機能障害の一種で、性行為を行う機会があっても75%以上で性交が行えないことを指します。
そのためせっかくいいムードになっても途中で行為を中断してしまったり、性行為自体を最初からあきらめてしまうケースが多く見られるようです。

若い世代であったり、新婚にも関わらず、勃起不全によって夫婦の営みが何ヶ月もできていない場合も少なくありません。
少子高齢化が加速していく中、社会的に見ても無視できない問題となっています。

「妻だけED」はセックスレスを加速させる?

男性が原因で起こるセックスレスの原因をあげてみます。

  • 常に疲れを感じている
  • 忙しくてその気になれない
  • パートナー(妻)に魅力を感じない
  • セックスに関してダメだしされたことがある(早漏など)
  • 妻を「子供の母」と認識してしまう

これらは男性がセックスレスになる原因の一部ですが、3~5が原因なら「妻だけED」の可能性があります(EDとは勃起不全のことを指します)。

「妻だけED」というのは、簡単にいうと「他の女性とはセックスできるが、妻となるとなぜかEDになってしまう。」という症状のこと。
この「妻だけED」、実はとても多いと言われています。

女性側からすれば、ただ単に性欲がなくなっただけ、と思われるかもしれませんが、実態は夫婦の関係性の変化、感情のちょっとしたすれ違いや齟齬(そご)によって、だんだん性生活と疎遠になってしまうものなのです。
そうなってしまうと、どちらかが一方的に解決しようとしても、なかなか解決できるものではありません。

脱セックスレスで夫婦仲も親密に

性生活があまりなくても、仲の良い夫婦はたくさんいます。
しかし、性生活がないために夫婦関係がなんとなくギクシャクしているとしたら、手遅れになる前に最初の段階で打開策を見つけたいですよね。

「妻だけED」が原因なら、まずお互いに気持ちを打ち明けてみることが大切です。
男性の気持ち、そして女性の気持ちをお互いに知り合うことで、夫婦の営みも前向きに進んでいくかもしれません。

「妻だけED」の場合、心理的要因がほとんどであるため、心の障壁を取り除いてあげることでEDも改善し、正常にセックスができるようになってくるでしょう。
スキンシップが増えれば信頼関係も深まり、夫婦のキズナも強くなっていくはずです。

なんでも話し合える関係性を

性の問題はとても繊細で、親密な夫婦の間でも、なかなか触れられない部分でもあります。

「前はこうじゃなかったのに」とか「もっとこうしてほしい」と思っても、口に出しにくいことが多々あるものです。

特に男性の勃起不全の問題はプライドや自尊心にも関わってくるため、相談できずに一人で悩んでいる方も多いでしょう。
日頃から、なんでも話し合えるような関係性ができていれば、一人で悩まずに二人三脚で解決できることもたくさんあります。

お互いの気持ちを打ち明け、悩みを共有することで、より深い関係に発展していくのではないでしょうか。
もし勃起不全で悩んでいるのであれば、お互いにとって最善の解決策を見つけて、もう一度夫婦関係を見つめ直してみましょう。

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