レボノルゲストレルはアフターピル(緊急避妊薬)の成分であるホルモン製剤です。
1980年代には避妊薬として使用され始めた成分ですが、日本では2011年に認可され、アフターピルとして用いられています。
「ノルレボ錠」などと呼ばれ、現在ではアフターピルの中でももっともメジャーな成分でもあるレボノルゲストレルですが、購入方法は医療機関で処方される以外には、海外からの通販しかありません。
このとき、婦人科など医療機関での処方であれば、1回の錠数である1錠あたりで10,000円前後の金額が相場になっています。
一方の海外通販であれば、1錠あたりは1,000前後で、1,000円を下回るものもあります。
もしアフターピルを購入するのであれば、海外通販を利用することで金銭的な負担を大きく抑えることができます。
アフターピルの成分であるレボノルゲストレルには、以下のような禁忌(投薬してはいけない患者や状態)があります。
レボノルゲストレルの効果は避妊、つまり妊娠を防ぐことです。
レボノルゲストレルは性行為後、12時間以内に服用すれば99.5%の確率で妊娠を防ぐことができます。
避妊の効果は早期の服用であるほど高く、性行為後24時間以内の服用では98.2%、72時間以内であれば84%の確率で妊娠を防ぎます。
レボノルゲストレルによる避妊の作用機序については、十分に解明されていない部分がありますが、服用することで排卵後と同じ体内環境になり、排卵の抑制や遅延を起こすことで避妊の効果を発揮すると考えられています。
また、子宮管粘液の特性を変化させることでも、子宮内への精子の侵入、受精卵の着床を阻害する効果が得られます。
このように、「排卵の抑制」「着床の阻害」がレボノルゲストレルによる避妊の仕組みです。
緊急避妊薬としてレボノルゲストレルを服用すると、体内のホルモン濃度に急激な変化が起こり、子宮内膜が剥がれ落ちます。
このため、服用後早ければ3、4日、遅くとも3週間以内には生理のような出血があります。
この出血を消退出血と呼び、避妊が成功しているサインでもあります。
万が一、消退出血が見られない場合は避妊に失敗している可能性もあるので、医療機関での検査を受けるようにしましょう。
レボノルゲストレルは従来までのアフターピルとは異なり、性行為後に1錠を服用するだけで高い避妊の効果を発揮します。
製薬メーカーが発表しているノルレボ錠に関する用法及び用量は下記のようになっています。
性交後72時間以内にレボノルゲストレルとして1.5mgを1回経口投与する。
【参照】医療用医薬品 : レボノルゲストレル
レボノルゲストレルの登場以前に行われていたヤッペ法というアフターピルによる緊急避妊は、性行為後72時間以内にまず最初の2錠を、その12時間後にもう2錠の計4錠を服用しないとならないものでした。
1錠の服用で高い効果を発揮し、従来のヤッペ法に比べ副作用も少なく避妊の効果も高いレボノルゲストレルは、「ノルレボ法」とも呼ばれ、現在ではアフターピルの主流になっています。
医薬品であるレボノルゲストレルにはいくつかの注意すべき点があります。
投与(服用)に関する注意と重要な基本的注意に分けて確認しておきましょう。
レボノルゲストレルの慎重投与に関しては以下のように説明されています。
肝障害のある患者
【参照】
心疾患・腎疾患又はその既往歴のある患者[ナトリウム又は体液の貯留により症状が増悪することがある。]
医療用医薬品 : レボノルゲストレル
ノルレボ錠1.5mg - 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
レボノルゲストレルに限らず多くの医薬品でも言えることですが、医薬品の成分の代謝は肝臓で主に行われます。
強力な成分や用量であるほど肝臓への負担も大きいと言えます。
肝障害などで肝臓の機能が低下している場合は、成分の代謝が追いつかず、肝臓へさらなる負担をかけ、肝障害の悪化などの可能性があるため、レボノルゲストレルの服用も慎重に行わなければなりません。
もう一点、レボノルゲストレルによって起こる体内ホルモンバランスの変化によって、身体のむくみが起きる場合があります。
このむくみはナトリウムなどの電解質が代謝されることにより起こるものですが、血液の循環や体内の老廃物のろ過を行う心臓や腎臓には負担をかけてしまいます。
このことが心疾患や腎疾患の症状を悪化させる可能性があるため、心疾患や腎疾患、またはその既往歴のある方の服用も慎重に行わなければなりません。
レボノルゲストレルの重要な基本的注意としては以下のように説明されています。
本剤は性交後に妊娠を回避するためのものであり、計画的に避妊する場合は、可能な限り避妊効果の高い経口避妊薬などを用いて避妊すること。
【参照】
本剤投与後も妊娠する可能性があるため、適切な避妊手段を指導すること。
本剤の投与に際しては、内診、免疫学的妊娠診断等により妊娠していないことを十分に確認すること。また、問診等により、肝機能異常、心疾患、腎疾患及びその既往歴の有無を確認すること。
本剤投与後には、不正性器出血や妊娠初期の出血を月経と区別できない場合もあることから、月経周期を考慮し適切な時期に再来院するなど指導を行うこと。
重度の消化管障害又は消化管の吸収不良症候群がある場合、本剤の有効性が期待できないおそれがある。
医療用医薬品 : レボノルゲストレル
ノルレボ錠1.5mg - 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
上記の内容をわかりやすく説明すると、レボノルゲストレルはあくまでも緊急用の経口避妊薬であり、妊娠を望まないのであれば低用量ピルなどの経口避妊薬による普段からの計画的な避妊を行うようにすべきである、ということです。
また、レボノルゲストレルの服用後に出血があった場合でも、薬の作用で起こる消退出血か、妊娠初期の出血であるかの区別が難しい場合は、医療機関での検査を受けるようにしましょう。
重度の消化管障害や消化管の吸収不良症候群がある場合は、レボノルゲストレルの効果が十分に期待できないという点も覚えておきましょう。
レボノルゲストレルの主な副作用としては以下のようなものがあります。
これらは国内の臨床試験から得られた結果をもとにしていますが、海外臨床試験の結果も加えると、疲労、下腹部痛、浮動性めまい、乳房圧痛、月経遅延などが副作用として確認されています。
上記で挙げた副作用はいずれもホルモンバランスの急激な変化から起こるものと考えられています。
【参照】ノルレボ錠1.5mg - 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
レボノルゲストレルを有効成分としたアフターピルには以下の商品があります。
アイピル | もっとも有名なジェネリック |
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Piramal Healthcare社が開発したアフターピル(緊急避妊薬)です。 |
ナイピル | 一番人気!コスパナンバーワン! |
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レクメズ社が製造しているアフターピルで、1箱4錠入りのペケージングが特徴です。 |
ノルレボ | 病院で処方される先発薬 |
![]() |
フランスのHRA Pharma社が製造するアフターピルで、いわゆるノルレボ錠と呼ばれている先発薬です。 |
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