イベルメクチンのコロナ治療に対する公的機関の見解や評判

新型コロナウイルスに関連する記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている情報もご確認ください。
またワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。

イベルメクチンはコロナ治療に有効なのか、世界規模で議論されていますが未だに結論が出ません。
ここでは新型コロナウィルスに対するイベルメクチンについて、公的機関や専門家の見解についてまとめました。

世界各国の公的機関や専門家の見解

現在、イベルメクチンのコロナ治療に対する肯定的な見解として、

・試験管内では有用性が確認されている
・途上国で処方され実際に効果が出ている
・副作用がほとんど見られない

などの理由から、イベルメクチンの服用を推奨する公的機関があります。

反対に、イベルメクチンのコロナ治療に対する否定的な見解としては、

・十分な科学的根拠がない
・エビデンスの確実性が低い
・安全性が確認されていない

などの理由から、慎重に判断したいという公的機関が多い印象です。

WHO(世界保健機関)の見解

WHOではエビデンス不足としてイベルメクチンの使用を推奨していません。
しかし臨床試験内での使用は推奨しており、治療の効果が確認できれば普及させようとしているように見受けられます。
参考元:WHOは臨床試験内のCOVID-19の治療にのみ使用することを推奨

MSD(メルク)の見解

MSD社はイベルメクチンの先発薬ストロメクトールを製造販売している製薬会社です。
見解としては、イベルメクチンの新型コロナウィルスに対する治療効果については十分な科学的根拠がなく、安全性についてもデータが不足していると発表しています。
しかしイベルメクチンの世界的な相場は日本円では数百円ほどで、MSDにとっては利益の少ない薬剤であるために否定的であるとも考えられます。
参考元:新型コロナウイルス感染症流行下におけるイベルメクチンの使用に関するMerck&Co.,Inc.,Kenilworth,N.J.,U.S.A.のステートメント

FLCCCアライアンスの見解

FLCCCアライアンスは、COVID-19を克服することを目的として世界的に有名な救命救急医師・学者のグループによって結成されたアメリカの組織です。
FLCCCはイベルメクチンを積極的に推奨しています。
懸念点としては集中治療医の団体であり、治療オプションを増やそうという傾向があるところでしょうか。
参考元:COVID-19のイベルメクチン

FDA(食品医薬品局)の見解

FDA(Food and Drug Administration)はアメリカの食品医薬品局のことで、日本でいう厚生労働省のようなアメリカ合衆国の政府機関です。
FDAの見解としては、イベルメクチンを大量に服用することなどで深刻な害を引き起こす可能性があるとして、コロナ治療薬としての予防や治療目的での使用には否定的です。
あくまでもイベルメクチンは駆虫剤で、抗ウイルス薬ではないとしています。
参考元:COVID-19の治療または予防にイベルメクチンを使用すべきではない理由

NIH(国立衛生研究所)の見解

NIHはアメリカの国立衛生研究所のことです。全部で27の施設と所長事務局によって構成され、アメリカ合衆国で最も古い医学研究の拠点機関となっています。
NIHの見解では、推奨するか反対するかについてのエビデンスが不十分としており、肯定も否定もしないような中立的な意見のように見受けられます。
参考元:イベルメクチン

コクランライブラリ(cochranelibrary)の見解

コクランライブラリ(cochranelibrary)は、エビデンスの確実性が低いとして、予防と治療のためにイベルメクチンを使用することに否定的です。
方法は研究によって異なること、臨床試験の参加者の生活の質の違いがあること、外来患者の入院を調べた結果がないこと、このようなことが否定的な理由のようです。
参考元:COVID-19の予防と治療のためのイベルメクチン

IDSA(米国感染症学会)の見解

IDSA(米国感染症学会:Infectious Diseases Society of America)は、アメリカ合衆国の医師、科学者、感染症を専門とするその他の医療専門家を代表する医学会です。
IDSAの見解では、炎症反応や死亡率の減少は認められたものの、あくまで臨床試験内でのみ使用を推奨するものとしています。
現状コロナ治療薬としての使用は否定的です。
参考元:SARS-CoV-2感染症を治療するためのイベルメクチンのランダム化試験のメタアナリシス

JAMA Network Openから引用

JAMA Network Openは、米国医師会が発行する、生物医科学のあらゆる側面をカバーする月刊の医学雑誌です。
2018年に設立され、創設者は編集長のフレッドリバラです。
二重盲検ランダム化臨床試験の結果について、軽度のCOVID-19の成人ではプラセボと比較したところ、5日間のイベルメクチン投与で症状が解消するまでの時間が改善されなかったと報告されています。
コロナ治療薬として使用するには、大規模な試験を行う必要があると結論づけており、現状では新型コロナウィルスに対する予防や治療目的として使用しても効果は無いと、否定的な見解です。
参考元:軽度のCOVID-19の成人における症状の解消までの時間に対するイベルメクチンの効果

日本の公的機関や専門家の見解

日本国内でも肯定的な見解と否定的な見解に分かれており、専門家や一般の方を問わず意見が割れています。

北里大学の見解

北里大学では、イベルメクチンの新型コロナウィルス増殖抑制効果を指標とした有効性と安全性を検討するため、医師主導型治験をスタートしました。
他にもイベルメクチン誘導体による創薬など、積極的にコロナ治療薬としてのイベルメクチンの承認に向けて取り組んでいます。
参考元:COVID-19対策北里プロジェクト

日本医師会の見解

適用外使用としてではあるものの、薬物療法の薬剤として新型コロナウィルス感染症(COVID-19)診療の手引きに提示しています。
都道府県医師会からイベルメクチンを使用できるようにと要望を受けるなどしていますが、どちらかというとワクチン接種に対して前向きのようです。
下記は
参考元:第24回都道府県医師会新型コロナウイルス感染症担当理事連絡協議会

東京都医師会の見解

東京都医師会の尾崎治夫会長は、自宅療養のコロナ感染者の重症化を防ぐ狙いで、イベルメクチンをかかりつけ医のレベルで治療ができるよう検討してほしいと国に対して述べました。
東京都医師会が訴えるイベルメクチンの有用性については、下記リンク先になります。
参考元:新型コロナの重症化を抑えるイベルメクチンの有用性

厚生労働省の見解

コロナ治療薬の候補として挙げてはいるのですが、現段階では有効性や安全性が確立していないとして、新型コロナの治療に対しての使用を肯定も否定もしていません。
参考元:新型コロナウイルス感染症に対する治療に用いられる薬及びその候補

報道やSNSでの専門家の見解

報道やSNSではイベルメクチンをコロナ治療薬として積極的に使用していくべきではないかという意見が多く目立ちます。
しかし有効性と安全性の根拠は各機関や専門家から見ると弱く、とくにSNSでは一般人による信頼性の低い情報が拡散されている印象です。
報道やSNSからの情報は、誰によるどのような発言かをしっかり見極めましょう。

テレビや報道機関での見解

メディアからの発信であり、さらに専門家の発言でもあるので、非常に説得力があり内容もわかりやすいです。

フジテレビ系の情報番組にて長尾和弘医師が出演し、番組内でコロナ治療薬としてイベルメクチンの使用を推奨すると発言し話題になりました。
以下、ヤフーニュースからの引用です。
参考元:長尾和弘医師の提言に賛同の声 コロナを5類扱いにすれば「全て氷解」「イベルメクチンという特効薬が…これを全国民に配る」

テレビ朝日では製薬会社の「興和」が、北里大学と共同でイベルメクチンを投与する最終段階の治験を進めると報道されました。
現在は個人輸入でしかなかなか手に入れられないイベルメクチンも、国内の病院で普通に処方される日が近づいているのかも知れません。
参考元:コロナ治療薬なるか「イベルメクチン」治験開始

一方、NHKではイベルメクチンの使用に否定的な報道がされました。
副作用が出ても保証がないことや有効性が明確ではないこと、個人の判断で服用することが危険であると説いています。
参考元:効くのか?効かないのか? イベルメクチン コロナ治療に効果は…

ツイッターでの見解

精神科医の先生のツイートです。
要約しますと、追い詰められたら躊躇なく使うとのことです。

Toshi さん
@sanpeitan

医療ジャーナリストであり薬剤師でもある方のツイートです。
経験のある専門家が、副作用が出たケースが無いと断言していますので、服用を考えている人は安心できますね。

医療ジャーナリスト薬剤師⭐︎エリー さん
@lady49759002

衆議院議員でもあり医師でもある方のツイートです。
供給が滞っているということは購入している人が多いということですね。

中島かつひと山梨1区…衆議院議員・医師 さん
@KatsuNakajima

ユーチューブでの見解

BS・TBS公式CH
【日本初特効薬?イベルメクチン 実用化を阻む3つの壁】

ANNnewsCH
イベルメクチンの効果に期待

ABEMAニュース【公式】
【必見】第3のワクチン アストラゼネカのリスクは?イベルメクチンの効果なし?手を洗う救急医Taka木下喬弘&三鴨廣繁

イベルメクチンのコロナ治療まとめ

イベルメクチンは世界中で臨床試験が行われていますが、海外では否定的な意見が多い傾向にあります。
一方で、南アフリカは2021年1月に正式にコロナウイルス治療薬として承認しており、ペルーなど中南米諸国のほか、アジアではインドやフィリピンで限定的にですが使用され始めています。
治験による信頼性とは異なるとしつつも、世界各国でイベルメクチンを飲んだことでコロナから回復した人がたくさんいるというのは事実です。
とくに途上国の関心は高まっており、イベルメクチンの需要は世界規模で拡大していくのではないでしょうか。

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