夏の疲れがとれない?疲労を回復する睡眠のメカニズムとは

夏の疲れがとれにくいのは睡眠が原因?

夏になると30度以上の真夏日はもはや当たり前で、35度以上の猛暑日や酷暑日になることも珍しくありません。
ここ数年、40度を超えるような地点も観測されることもあり、夜になってもなかなか気温が下がりませんよね。

「夏バテでなかなか疲れがとれない」「体が疲れやすくなって、思うように体力が回復しない」など、夏になると疲れがとれにくくなる、なんていう経験をする人も多いはずです。

その原因はさまざまですが、多くの人に当てはまるのが「睡眠不足」です。

「寝苦しくて寝られない」「寝てもすぐに目が覚めてしまって、暑さのせいでなかなか寝つけない」なんてことは、共通する悩みの1つでしょう。

でもたかが睡眠不足といってあなどってはいけません。
生活の乱れによる糖尿病、高血圧などの生活習慣病、心筋梗塞や脳梗塞、さらには睡眠障害や不眠が発端のうつ病を発症するケースもあります。

それだけ私たちにとって「睡眠」は、生きていくうえで欠かすことのできない重要な要素の1つといっていいでしょう。

睡眠で大事なのは量より質

睡眠でいちばん重視しないといけない点は、なんといっても「量」より「質」です。

いくら長い時間眠っていても、浅い眠り(レム睡眠)ばかりでは睡眠の質は良いとはいえません。

朝起きてもすっきりせず、日中になると眠気がおそってきて集中力も途切れがちになります。
頭がボーっとしてくる、体が思うように動かない、などの症状が出てくる一因に、この不眠が考えられます。

睡眠ホルモンのメラトニンは深い眠りのノンレム睡眠のときに、最も多く分泌されるといいます。

メラトニンが十分に分泌されると、「覚醒」から「睡眠」という体内時計の切り替えもうまくでき、入眠してすぐに熟睡モードに入ることができるのです。
熟睡できると起きたときに頭も体もすっきりしますよね。

でも深い眠りの利点はそれだけはないんです。

夏の疲労回復には睡眠のゴールデンタイムがカギ

実は深い眠りのときに分泌されるのはメラトニンだけではありません。
体の維持や成長に欠かすことのできない成長ホルモンも分泌されています。

成長ホルモンはなにも、思春期の子供だけに必要なホルモンではありません。
大人にも大きな役割を果たしているのです。

  • 体内でタンパク質がつくられるのを促進する
  • 傷ついた細胞の修復、疲労の回復、健康な髪を成長させる
  • 代謝を調節する
  • 精神を安定させる
  • 脂肪を分解する

これらのように、成長ホルモンは私たちの体にとって、さまざまな「いいこと」を促してくれるんです。

この成長ホルモンは、寝てから最初に訪れるノンレム睡眠で最も多く分泌されるといいます。
目安は就寝後およそ3時間くらい。

これを「ゴールデンタイム」と呼ばれたりしています。
この間にぐっすり眠って良い睡眠の質が保てれば、睡眠ホルモンと成長ホルモンが活発に分泌され、心も体も健康になれるというわけです。

まとめ

どうしても疲れがとれない。そんなときは、まずは睡眠の質を確保することです。
そのためには自分でグッスリと眠れる環境を準備することが大切になってきます。

私生活を充実させたり、仕事で持っている力を発揮して成果を出すために、もう一度、睡眠の大切さを再認識してみましょう。

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