冷え性
2018.09/25
身体が冷えたときに生じる弊害とその対策、改善方法を簡単にご紹介します。
冷え性を改善する3つの対策で病気を予防しよう
実は恐ろしい冷え…身体のあちこちに弊害が
以下に身体が冷えることによって生じる様々な症状をあげてみました。消化器の冷えから起こる症状 | 腰痛、消化不良、内臓下垂 |
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泌尿・生殖器の冷えから起こる症状 | 尿道炎、不感症、精力減退 |
呼吸器の冷えから起こる症状 | ぜんそく、気管支炎、うつ症状 |
冷えというのは基本的に下半身から始まり、終いには肺の方まで上がっていきます。
特に対策もせず身体の冷えを放置していると、様々な部位で弊害が起こりやすくなります。
単なる冷えと侮っていると上記の症状のように大変なことになるかもしれません。
関連記事:身体の冷えはなぜ起こる?
これで冷えともオサラバ!自分でできる冷え性対策3つ

お悩みの方は是非参考にしてみてください。
1、マッサージ
下半身を中心に冷えている箇所を揉みほぐしましょう。
太ももやひざ下のふくらはぎなどは血行が良くなるように血の流れに沿って行うのがコツです。
つま先などは手で温めながらゆっくりと時間をかけて行うと効果的です。
太ももやふくらはぎは筋肉の量が多く、全身の筋肉の1/4がその部位に集まっていると言われています。
筋量が多い箇所はマッサージすることで血流を促すため、足全体をマッサージすることは全身の血行改善にも繋がります。
2、適度な運動
いつもよりも少し多めに歩くことで血行促進の効果があります。
また軽めの筋力トレーニングなども代謝を向上させ、自律神経が活発になり血行がよくなるため、全身に血液が巡りやすくなります。
また、有酸素運動は酸素をたくさん取り入れるので身体の酸素不足をカバーするのにも役立ち、貧血などの防止にも効果的です。
3、湯船につかる
38~40度ほどのぬるめのお風呂に入ることで副交感神経が優位になり、身体が暖まるうえにリラクゼーション効果もあります。
身体が冷えていると身体がこわばってしまい長時間にわたって交感神経が優位になってしまいます。
ゆったりとぬるめのお風呂に浸かることは副交感神経を優位にして体をリラックスさせるために重要なことでもあるのです。
それでも改善しないときは?
以上効果的な3つの方法を紹介しましたが、それでも常に身体に冷えを抱えていると感じている場合、医療機関に相談した方がいいかもしれません。以下に当てはまる方は要注意です。
- 1日中寒気を感じている
- 疲れやすく、いつも体がだるい
- 寒気を感じてすぐに体調を崩すことが多い
- 体温が35度以下である
- 顔が青白いと言われ、肌も万年乾燥気味
後に内臓疾患など深刻な症状につながる恐れも出てきます。
冷え症が病院の何科に属するのかは症状によって異なります。
一般的な身体の冷え症状に関しては内科で漢方を処方してもらえます。
肌トラブルなどは皮膚科、排出器官で問題があるとすれば泌尿内科を受診すると良いでしょう。
冷えを改善するために重要なことは、副交感神経のはたらきを優位にさせ、交感神経の働きをなるべく抑えてバランスをとることです。
おわりに
毎年冬になると、四肢の末端の冷たさや体が冷えて体調を崩す方が一定数いらっしゃいます。早いと秋でもそのようになる方がいますね。
とても辛いですよね、、、
しかしあなたの冷え症は取り組み次第で十分に改善可能だということを忘れないでください。
血流、自律神経、また正しい生活習慣(運動や食事など)の知識を備えれば案外簡単に対策&改善できてしまうものもあります。
お悩みの方は今紹介したものを是非2週間は継続してみてくださいね。
更新日時:2018年09月25日
※免責事項冷え性コラム記事一覧
五十音順からハーブ・成分で探す
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亜鉛
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亜鉛は人間の身体を形成している微量元素であり、その数はおよそ約60兆個にもなるといわれています。亜鉛詳細へ
その細胞の成分は水や、たんぱく質、脂質、炭水化物、そしてミネラルです。そのなかでも人間が生命活動を行ううえで欠かすことができないミネラル成分のことを必須ミネラルといい、亜鉛はその必須ミネラルの微量元素です。
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アミノ酸
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アミノ酸とは、アミノ基とカルボキシル基の両方の官能基を有する有機化合物のことを指し、私たちの体を構成しているとても重要な栄養素の一つで、身体の約20%を占めているタンパク質をつくっているのがこのアミノ酸といわれています。アミノ酸詳細へ
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アルギニン
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アルギニンはアミノ酸の一種であり、体内で自然に生成することが可能なグルタミン酸から生成される非必須アミノ酸です。アルギニン詳細へ
しかし、成人に達していない乳幼児期・成長期である場合、この自然に生成される生産量のみでは足りずに不足しがちであることが多いので準必須アミノ酸と分類されます。
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アルファリポ酸
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αリポ酸はビタミン様物質として扱われていますがこれはビタミンではなく、アルファリポ酸詳細へ
ビタミンの定義とは微量で体内で代謝に重油おな働きをするものの、体内では生成することができない、または生成できても不十分な量のため、食べ物などから摂取をしなければならない化合物です。
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イチョウ葉
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イチョウとはおよそ2億5000年も昔から生息していたといわれており、恐竜が生息していた時代も然り、氷河期や間氷期にも多くの動物や食鬱が絶滅していくなかで、イチョウは姿、形をほとんど変えることなく成長をしていることから生きた化石と称されるほどの生命力を持っているのです。イチョウ葉詳細へ
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イノシトール
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イノシトールは体内ではグルコースから生成され、特徴としては甘みを持っているものの、他に甘みを持つ砂糖などの糖分とは異なり脂肪へ変換されずらいことにより、アルコールの一種として考えられています。イノシトール詳細へ
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カテキン
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カテキンとはポリフェノールの一種として知られていますが、ポリフェノールには様々な種類があり、カテキンはその中の一種でお茶に多く含まれている渋みや苦味の成分がこれにあたります。カテキン詳細へ
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カルシウム
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ヒトの体内でもっとも多く存在しているミネラルこそがカルシウムで、成人の体重の1.5%といわれており、体内に存在するカルシウムのうち99%は骨や歯の構成成分となり、残りの1%で筋肉などの神経組織や、血液中に存在します。カルシウム詳細へ
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コリン
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細胞膜を形成する際に主となる成分であったり、細胞と細胞を結びつける役割をもっていたりなどと非常に大切な栄養素の1つです。コリン詳細へ
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シナモン
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抗菌作用や自律神経作用に働きかける、や血行の流れを良くする効果に働きかける作用があるといわれており、また血液中の脂質や糖質を減少させる効果があるといわれています。シナモン詳細へ
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タウリン
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タウリンには体温、血圧、そして各臓器などにある細胞を一定に保つ働きを持つホメオスタシス作用があり、血圧やコレステロール、また血糖値などの基準値が高い方、他にも身体のむくみが取れないという方はこのタウリンが不足している可能性があります。タウリン詳細へ
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テストステロン
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性欲生殖器の発育へ直接影響を与えることにより、筋肉や骨格の形成や、髭などの体毛などの成長を促すといわれており、男性の成熟期となる思春期にこのテストステロンによる兆候が見られます。テストステロン詳細へ
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ノコギリヤシ
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秋から冬にかけてオリーブほどの大きさになる赤黒い果実を実らせ、その果実からは男性の強壮、利尿、鎮静効果があるという民間君薬として長年使用されていました。ノコギリヤシ詳細へ
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ハイドロキノン
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シミの原因物質であるメラニン色素の生成を抑制する働きがあり、またメラニン色素を生成する細胞であるメラノサイト自体を減少させる働きがあります。ハイドロキノン詳細へ
これにより、美白効果から、肌の漂白剤とこのハイドロキノンは称されているのですが、美白にはビタミンCが昔から効果があるということで有名でしたが、このハイドロキノンはなんとこのビタミンCの10~100倍もの美白作用があるといわれています。
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プラセンタ
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近年、サプリメント・美容液等などの化粧品に配合されている主な機能性成分としてこのプラセンタは注目を集めている成分です。プラセンタ詳細へ
しかし、プラセンタを生体内でホルモン分泌の調整をする役割があるとことからホルモン剤と同じものであるという勘違いをされてることが多いのですが、ホルモン剤とは異なります。
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マグネシウム
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マグネシウムとは、約300種類以上の酵素の働きを助ける効果を持つミネラル<です。マグネシウム詳細へ
体内では常に生合成や代謝ということが行われているわけですが、その働きにはこの成分が必要不可欠です。
植物が光合成をおこなう際には葉緑素(クロロフィル)といった物質の一部でもあり、人にも植物にもとても大切な栄養素です。
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メラトニン
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現代人の大敵『睡眠障害』ですが、不眠症でいうと厚生労働省の調査の結果、5人に1人が不眠症であると発表されています。メラトニン詳細へ
つまり、日本人の約20%は不眠症なのだそうです。
睡眠は非常に心身ともにとても重要です。健康には決して欠かすことができないものであり、睡眠をしっかりとることで免疫力を高める役割もあることが報告されています。
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レスベラトロール
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レスベラトロールとは、サンタベリーやぶどうなどの中に多く含まれている「ポリフェノール」の一種となっています。レスベラトロール詳細へ
ポリフェノールrは抗酸化力が強く、香料や色素としても利用される植物の総称となっています。
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ワカメ
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私たちがよく食べているのはワカメの葉の部分であり、さらに栄養価が高いとされているのが根元の部分の「メカブ」です。ワカメ詳細へ
生殖細胞が集まっている部分に当たるので、葉よりも栄養が詰まっているとされます。
ワカメを食品として食べている国は非常に少なく、日本か朝鮮半島のみとされています。
お隣の国「韓国」では国民1人あたりのワカメの年間消費量は、日本の3倍とも言われています。